とても素敵な作品をありがとうございました。
わたしは百合作品が好きで、百合作品を探しているときにこの作品を見つけました。一部ではツンツンなクレア様がデレていく様子はとても微笑ましくラストはとても感動しました。二部があるのはとても嬉しく思い、結ばれた2人はどうなっていくのだろうと考えました。しかし、二部は私が想像していたものと異っていました。これは悪い意味ではまったくありません。ところで、様々なラブコメ作品は付き合ってハッピーエンド、結婚してハッピーエンド、……というものが多いと思います。それは「2人の愛」の完成は結ばれることにあると考えられるからだと思います。わたおし。は二部でループ要素とそれによって徐々に想いが擦り切れてしまった零/魔王によって愛の完成、完結とはなにか考えさせられるものになっていると感じました。現実においては付き合って、結婚して……という2人は完結しません。子供ができたり、喧嘩したり、わかれたり……そういった出来事がありますし、なにより完結したと納得できなくとも逃れられる死が否応なく2人を完結させてしまうからです。零は自身のみが繰り返していることが想いを腐らせていることに気づき世界の死を望みましたが、最初に病魔に侵されてなくなるクレアを見送ることが最も美しい完結だったのかもしれません。ただ、それはきっと最高の完結ではないのでしょう。レイがもし、記憶を保持してループし続けたら変わらずクレア様を愛すことはできるでしょうか?今回と同様のことが繰り返されるだけかもしれませんし、変わらず愛すことができるかもしれません。あるいは想いは膨れ上がり続けるでしょうか。しかし、そのどれも零の想いに勝るというものではないと思います。
長々書いてしまいましたが、この作品に今世で出会えたことをとても光栄に思います。レイに、クレア様に、あらゆるすべての愛ある人々が幸せでありますように。
作者からの返信
貴重なコメントありがとうございます。
物語の「完結」についての深い考察、大変興味深く拝読しました。
仮に主人公のレイの物語が続いたとして、彼女の思いが魔王のそれとどう異なるかについては多少の推論が出来るものの、原作者の立場からそれを開陳することは控えておきたいと思います。
拙作を楽しんでくださってありがとうございました。
編集済
あー面白かった!!!!
読み始めの第一印象はドタバタ百合コメディって感じでした。けれど話が進むにつれ主人公やクレア様の苦悩、想いのすれ違いが描かれていき、時にはちょっぴりシリアスムードに…。そんな描写に心打たれて少しづつ物語に引き込まれていきました。
革命編は起承転結がよく出来たお話だと感じました。主人公とクレア様のコミカルな日常や愉快な登場人物達を描いた序盤。登場人物達や世界観を掘り下げつつ、不穏な影がチラつく中盤。クレア様とレイの想いがぶつかり、そして重なった大団円の終盤。途中挟まれるサイドストーリー的な話も面白く読み切った時に大変な満足感に包まれました。
帝国編ではクレア様の性格が一転し甘々なイチャイチャシーンが大解禁!可愛らしい娘2人にも恵まれ幸せなスタートを切りました。革命編と話の筋が大きく違うのは、クレア様の為に何かをするでは無く、クレア様と共に何かをするって所でしょうか?結局レイの行動基準の第一はクレア様でしたけどw。しかしクレア様が伴侶として、家族として、娘達や政治の事で共に頭を抱え共に乗り越えていく姿はとても良かったです。勿論登場人物も皆魅力的でした!新キャラクターは勿論、個人的には推しの3王子のその後の話や活躍も嬉しかったです。
真実編に関しては全く予想していませんでしたw。誰もが夢見る剣と魔法の世界だと思ってましたから、話がものすごく大きくなってビックリです。ただ、作者様は大地を走る系フリーゲームやゼノなんちゃら2はご存知ですか?私はこれらの作品が好きなのですが、そのせいで少しだけ真相編の展開にデジャブを感じたのはここだけの話にしておいてくださいw
重ねてになりますが総括するとめっちゃ面白かったです!!名作!!!
作者からの返信
続けてのコメントありがとうございます。
情熱的な感想、大変嬉しく存じます。
頂いたコメントを拝見して、楽しんで頂くことが出来たようで、嬉しく思うと供に誇らしく思います。
真相編の展開にデジャブを感じたと仰いましたが、SFを読み慣れていらっしゃる方やゲームに造詣の深い読者様からは、他にも類似の展開をした作品、ゲームがあるとご指摘を頂いております。
やはり、これだけ物語の歴史が積み重なっていると、どれだけオリジナリティを追求しても、完全なオリジナルストーリーというのは難しいようです。
その部分は今後の課題とさせて頂きたいと存じます。
クレア視点のスピンオフ作品「平民のくせに生意気な!」もございますので、よろしければそちらもお楽しみ頂ければ幸いです。
最後までご覧下さって誠にありがとうございました。
編集済
( ノ;_ _)ノ土下座。参りましたぁ~!
素晴らしいぃ~!
と、一応誤字報告も。
手紙の書き出し。「背景」になってました。「拝啓」ですね。
いやいや、感動しちゃいました。
番外編が、有る様ですので。。。。
いただきまぁ~す。(^人^)
もう★が押せない!のでコメントで。
本当に面白かったです。ありがとうございました!
完結おめでとうございます。
仕事が多忙過ぎてプライベートが無くなりつつあった中、日常の間隙を縫ってページを開いた時、どっぷりと世界に浸かる事が出来る素晴らしい作品でした。
魔王がこちらの準備が整って侵攻が始まるまで決戦を待っていてくれたのは何故か?という部分にひっかかりを感じましたが(読解力が拙く申し訳ありません)、ワクワクハラハラしながら読み進め、今は深い充実感を味わっています。
一部から二部へ変わって大分作品の印象が変わりましたが、何を描きたいのか伝わってきたので、展開にびっくりしながら楽しく読ませて頂きました。
今後の執筆活動なども楽しみにしております。(ご無理の無い範囲で大丈夫です)
引き続き応援させていただきます!
編集済
わたおし。完結おめでとうございます!
非常にわくわく楽しませて頂きました。
細部までしっかりと作り込まれた設定や緻密に張られた伏線は、素晴らしいの一言に尽きます。キャラ一人一人も立っていて、読み応えがありました。
まずは第一部。最初はイチャイチャ()百合ラブコメから始まり、段々と聞こえてくる壮大なシリアス展開の足音に「どうなるんだ…!?」とドキドキしながら読み進めていました。リリィ様やマナリア様、そしてまさかの革命! ここまでスケールが大きくなるのかと、読んでいる当時は非常に驚きました。
次に第二部。革命を乗り越えて結婚し、娘も迎えて幸せ絶頂なところに再び聞こえるシリアス展開の足音。ドロテーア陛下には、思わずこの人に付いて行きたいと思ってしまうような迫力と威厳がありました。
フィリーネ様やラナ、三大魔公の襲撃などがあり、遂に明かされる世界の真実。よもや、先程まで異世界ファンタジーだったのに、途端に人類存亡をかけた壮大なSFになるとは! 量子コンピュータの合議制AI、脳の未使用領域、魂の量子化等々……、1人のSF好きとして非常に心躍る設定でした。実はピラミッドやストーンヘンジもタイムが消し忘れた前の魔法文明の遺産なのでは? 消し忘れた理由は太陽風による磁気嵐とか? などと下らない妄想が出来るのも個人的には良い所です(笑)。魔王の大橋零、なんと言うか、結局自分の我儘ばかりでクレア様の事を考えられていないあたり、『魔王』でしたね。レイらしいといえばそうですが。それでも、最後は救われたのでしょうか。高度なAIというのはどうしても1度は敵対する運命なのですね……。それらも全て乗り越えた先の、あの「おかえり」と「ただいま」は思わず泣いてしまいますね。個人的には、ラナの「アタシも、幸せになっていいかなあ?」はグッときました……!
あと、この作品では性的マイノリティについても非常に深く掘り下げられていて、その点もとても良かったです。自分は(たぶん)ヘテロなので、こうして作品を通して当事者の本音と言いますか、思いを聴けるというのはとても良い機会、経験でした。
ここまで、ダラダラと長文失礼致しました。改めて、この作品に出会えて本当に幸せだなと感じています。
これからも漫画版、スピンオフ、そしてアニメ化や新作も楽しみにしております!
最後まで楽しく読ませていただきました。
悪役令嬢物とかテンプレ大盛りで始まった本作ですが、まさかまさかの大SF、それも輪廻のような規模の物語だったなんて。世間ではゲーム的世界観を「そういうもの」で済ませちゃう作品が大半のように見えますが、そこをこんな形で掘り返して基礎工事しちゃう作品が果たして他にあるでしょうか。途中で風呂敷のサイズが広がったときはもう唖然というかなんというか、顎が落ちるってあんな感じでしょうか。
あと本作に欠かせないセクシュアルなアイデンティティの要素も嫌味なく語られていて、レイの心の叫びが力強く込められていて時々涙腺にくるものがありました。ユー様の事情が明かされたあたりでは、リアルがユー様に近い私は「うわ、こっち向いた!」とびっくりしたものです。虹色世界の主要な4色の種族ってよその種族の事情に基本的に無関心なものですが、この作品は普通じゃない…!という思いを強くしました。いろいろ枠を超えて盛り込まれた本作、すごかったです。
登場人物の一人一人に色々書きたいこともありますが、このくらいに。
改めて、これまで楽しかったです。ありがとうございました。
作者からの返信
貴重なコメントありがとございます。
テンプレを踏まえて間口を広くしておき、後の方で自分の趣味に落とす、という悪党の常套手段を用いてみました。
ノリノリで落ちて下さったようで感謝の言葉もございません。
私も虹色世界の住人ですが、どうせなら隣の世界のことも知りたいなと思ってしまう系の人間でしたので、虹色世界を横断的に描かせて頂きました。お褒めの言葉、大変恐縮に存じます。
情熱的なコメントから、本作を楽しんで頂けたのだなと大変光栄に思います。
最後までご覧下さって誠にありがとうございました。
めちゃ素敵な作品でした!お話の構想やら伏線やらがドストライクでした。