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    「肉体の輪郭が」二重にも三重にもなりながら、それでいて「ひどく曖昧」な…、読む側も穏やかな幻覚をたぐる世界ですね。
    闇のなかにまたたく光、ホタルと玻璃の瓶とが、温かく寒い「静かな夜」をより深めていくような気がします。

    作者からの返信

    ありがとうございます。輪郭を暈すような心持ちを書こうとしておりました。「穏やかな幻覚を手繰る」という言葉がまさに、言いたいことを言ってもらったようで嬉しいです。