1:56

教師「なんで君の現国の試験はいつも赤点なんだ?」


生徒「趣味で小説を書いておりまして、文章を書くときスマホやパソコンのキーボードじゃないとダメなんです」


教師「そんなの理由になるか! そろばんの得意な生徒はそろばんを使わず、いわばヴァーチャルそろばんで計算しているのだぞ」


生徒「その手があったかぁ! 先生、これで次のテストはバッチリです!」


― 次の現国の試験 ―


生徒「先生!」


教師「どうした? 文字がかすれて見にくいのか?」


生徒「漢字の変換ですけど、『岡倉てんしん』の『てんしん』って、


1:てんしん

2:てんしん

3:てんしん

4:てんしん

5:てんしん

6:てんしん

7:てんしん


のどれですかね?」


教師「おまえの脳内IMEのことなんか知るかぁ!」 

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る