count.9 僕の場合

帰っても誰もいない


夕暮れの中


無意味にTVがついてるだけ。


いたらいたで


酒を煽るか


寝てるだけ。


俺の存在なんて


あってないようなもんだった。



だから俺は諦めた。


ガマンはしんどいから


もう諦めることにした。


無いモノを求めたって仕方ない。


最初からなかったんだって


諦めることを覚えたんだ。



『僕の場合』

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る