22歳元保育士の独り言

無償化について

今、保育園・幼稚園の無償化が決定されていますが、無償化にするのは違うのではないかと思います。

子どもを持つ親からしたら、この提案は嬉しいと思いますが、正直、自分の子どもを無償で預けるのはどうなのかと思います。

少子化だから、国が子どもを生めと言っているから生んだのですか？

違いますよね。自分の子どもが欲しいから。自分と好きな人との子どもが欲しいから。人によっては、親孝行の為（両親に孫の顔を見せてあげる為）などの居るでしょうが、基本的に、望んで生んでいるんですよね？

じゃあ、自分たちの汗水流して、一生懸命稼いだお金で自分たちの可愛い子どもを育てましょうよ。

お金がない？足りない？

聞いていいですか。

子ども（人）を育てるのに、お金がかからないと思っていたんですか。

ペットを飼うのにもお金がかかるのに？

子どもを生んで育てるのにはかからないと思っていたんですか？

大人になった今でも毎日、毎月色々なお金がかかりますよね。

その大人になるまでに、あなたのご両親はいくら使ってくれたのでしょうね。

今、只でさえ、共働きが主流となって、親子で過ごす時間が無くなっています。

それなのに、無料で保育園・幼稚園にいれるようになったら、ますます子どもへの関心が薄くなりませんか？

親と子の愛着関係は本当に大切だと思います。

子どもにとって母親・父親は一人ずつしかいません。

子ども達が求めているのは、両親からの愛情です。

こどものSOSに気付けていますか？気付けますか？

今国がするべきなのは、保育士の給料・待遇を改善し、潜在保育士を現場復帰させる事もですが、妊婦の方や、子育て中の方への支援、援助だと思います。

今は、子どもを生んでも育てるお金がない。近くに頼れる人が居ない。などと言う、妊娠や子どもを生むことに対して、不安要素しかありません。

情緒も不安定になりますし、当たりたく無いのに、子どもや物なのに強く当たってしまったり、生きることが辛くなったり・・・。

幸せだと思っていた妊娠・子育てが辛くて仕方なくなることが、また辛い。など・・・

それを無くすことは難しくても、減らすことは出来ます。

同じ境遇の人が居れば、自分だけ感じていたんじゃないのだと気付くことができ、困ったときは相談したり、互いに助け合ったり出来ます。

こうした身近な支援が、私は大事なんじゃないかと感じています。