述べる。けもノベル。

タコ君

サーかば(五分)

「ウッ…このセルリアンもおっきいねー?」


金色かちょっとばかりオリーブな草原に、黄色い猫とかばんを背負う人と、


大きな化け物がいた。


「こんな攻撃あったらないよ~!」


相手を煽るように反復横跳びで攻撃を避けつづける猫、心配しながら、とっておきの秘儀

「かみひこーき」を用意する人、揺らぎつつも攻撃を止めない化け物。


「今だよ!サーバルちゃん!」


んみゃみゃみゃみゃ!と爪を煌めかせ石をたたき割る猫、サーバル。

ほっとむねをなで下ろす人、かばん。


『二人トモ、ダイジョウブカイ?』


かばんの腕にひっついている喋る電子機器、ラッキービースト。


陸を出て、海を超え、その先の陸、ここゴコクで彼女達の2度目の旅の幕が開ける。

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