「寓話」

螺旋に継ぐうはアナグラム


掠れた声は今日も、

軽蔑の視線は何処かな


安定の世はいつ時、到来する


罪とは何ぞと問われれば


この生命宿ったその時


産声を上げた君は次に殺せと泣くのか


同族の命を奪った殺戮


嗚呼、償いなどできる訳が無かろう


廃人と化すその日まで、

万物に額を地につけ許しを買う

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