油性ペンの落書き
根拠のない名前の書かれた相合傘と、稚拙なサインで埋め尽くされた引き出しの裏。ところどころにあらわれる星マークと好きな人の名前に、油性マジックは消えないことを恨んだ。同時、剥がし損ねたおかしのおまけシールが愛おしかった。
(なかなか消えない引き出しの裏の落書き)
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