初恋中毒

細胞きもちわるい。切り落とされたきみのツインテールがひらひらひらひら嘘みたいな無重力の数秒間、小さく見開かれた目の色を僕はなぜか脳みそに似ていると思った。小学生が通学路を笑いながらかけていって桜の花を踏み潰す四月、陽の光があんまり穏やかに僕の首を絞めるから吐きそうだ

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