第62話 塾道セレクション

島の中には塾がありません。習い事と言えば日曜日に本土から、書道の先生とピアノの先生が来てくれてそれだけでした。私は今でも覚えていますが、同級生が二人書道教室に通っていたので、自分も書道がしたいと親に言いました。後に聞いた話ですが、3歳の時に幼馴染のお母さんから自分の娘をピアノ教室に通わせるから一緒にどうかと誘われていたそうです。それを父が反対して、話はなかった事に。後々になってピアノ弾けた方が全然良くて、学校での音楽が苦手でした。あの時ピアノを習ってたらほんの少し人生変わっていたかもしれません。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る