火竜と呼ばれた少年


『陽が沈む時』に登場するセルディを主人公とした作品集。



【火竜と呼ばれた少年】(短編集)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886302841


 結界に守られた国エーデムの首都イズー。

 エーデム王族でありながら、残虐なウーレン族の血を引いていることで、民から遠巻きにされる王子セルディ。

 親を失い、孤児となり、イズー城で下働きをしている少女レサ。

 差別的扱いを受ける混血魔族リューマ族の少年トビやタカたち。

 彼らの友情を描く物語。



【花乱〜からん〜】(中編)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886317870


 リューの街に咲く毒の花は、摘むべきか、愛でるべきか?

 潔癖症のセルディは、人身売買の温床になっている花街の存在を許せない。

 だが、敬愛するリューマ族長のレグラスも花街通いの常連だと知り、ショックを受ける。

『陽が沈む時』主人公、のちに火竜と呼ばれるセルディの幸せなリュー時代を描くコミカルな作品。



【偽愛】(中編)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054886319042


 まだ恋を知らない頃――

 大人たちの話を耳にして。

 この世の中には、ふたつの恋愛があるのだと思いました。

 愛しあうもの同士の純愛と、駆け引きや打算で生じる偽愛と。

 まるで正反対の愛があるのだと。

 エーデム族の少女レサが語るもう一つの『陽が沈む時』

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