ヴァイスリッター・ツヴァイ(シュシュ専用機)

ヴァイスリッター・ツヴァイ...Weißritter_Zwei


 頭頂高:15.5m

  全高:16.8m

  重量:48.0t(全兵装の装備時)

装甲材質:魔術的措置を施された氷

 動力源:魔力 / 魔力増幅用宝石(補助動力)

 機体タイプ:戦闘型

新旧比較:新型機



 概要


 白を基調とした色合いの機体。人型で、女性的な見た目。西洋の鎧騎士にどことなく似ている。


 シュシュが“イメージと魔力で”操作する。

 アビオニクス(航空電子機器。本機は飛行可能なため、名称としては間違っていない)は存在しないが、魔術によって機体が制御されている。


 動力源となる魔力は、パイロット(シュシュ)の魔力量に依存する。

 ただし魔術師一人分の魔力の魔力では、到底本機のシステム全体をまかないきれないため、増幅装置として宝石がコクピットや機体フレーム内に存在する。


 視界は外部カメラによる「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。

 「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。

 「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。

 上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える。

 なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。

 表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。


 機体のところどころに発光部位があり、ライトブルー(水色と表記するべきか)の光を放射している。


 主兵装は氷剣のみだが、剣先から発するビームによる遠距離攻撃を持つ。

 遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。


 戦闘スタイルはシュシュの戦い方に準じる。

 見方によっては、「シュシュを巨大化した機体」とも言える。


 本機のパイロットであるシュシュに特殊能力は無いが、安定した性能を持つ。



 武装・装備


・氷剣×1


 美しい外見の氷剣。全長10m、刃渡り7.5mである。

 剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。


・障壁

 機体全体を包み込むように発生する、魔力の障壁。

 あらゆる距離の攻撃を無効化するが、魔力か耐久度が限界を迎えると、使用不可になる。

 3機の中では、耐久度は1番。ただし本機の障壁は、ミサイルやビームが数十発命中しても問題なく耐え切るレベルである。


・翼型ブースター×1


 背面に装備するブースター。

 飛翔時には魔法陣が展開される。

 最大速度はマッハ3.5だが、意外にも小回りが効く。


※なお、装備は追加される場合がある。

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