池袋の温泉に一泊
第178話 池袋の温泉にきました
先週の仕事がきつくて、へとへとだったので、その疲れを癒すため、池袋の温泉に一泊の旅に出ました。今日と明日、連休なんです。
まあ、温泉といってもビジネスホテルみたいなところでなんですが、最上階は露天風呂ありの大浴場。温泉もあります。
東京なので、黒湯。醤油のようなお風呂です。
いやー、温泉はいいですね。
昼前に出かけて、まずは神田明神へご挨拶。新しい小説を書きますよという宣言。
そこからぶらりと歩いて秋葉原のゲーセンを経由し、万世橋でビールを一杯飲みました。
線路の高架下に常陸野ネストのビアバーがありましてですね、そこでアンバーエールを堪能。エールですよ、エール。
ときに、異世界ファンタジーの飲み屋で「エール」ってよく出てきますが、ビールとエールって、なにがどうちがうか?即答できる方、どれくらいいるんでしょうか?
つーか、エールってそもそもなに?って話ですね。
ビールとエールの最大の違いは、酵母です。エールは上面発酵酵母というものでつくるんですが、その活動温度は比較的高く、発酵すると上の方に集まる性質があります。
イギリスなんかのパブで飲むエールは、だからあまり冷やさず、ぬるいらしいです。
いっぽうビールは、低温で発酵する下面発酵酵母。これは大陸が本場で、イギリスの人はこれらのビールをラガービールといってバカにしていたとかいないとか。
といっても、ビールはエールだろうがラガーだろうが、星の数ほど種類があります。酵母も上面下面のほかに天然酵母を使うものまであります。
その地域にその時期、空から降りてくる酵母を使って作るビールなんてものまであるんです。
さて、秋葉原から移動して神田の駅へ。そこから大手町まで行って、将門公の首塚にもお参りしてきました。
あちこちへ東京移動。じつは距離的にはそうでもないんですが、その移動手段は地下鉄。東京メトロです。そして、使用したのが、「東京メトロ一日乗車券」!
この乗車券のすごいところは、使用期限が二十四時間なんです。しかも、交通系ICカードに読み込ませて使える。その額六百円!
将門公の首塚は、丸の内のビル街のど真ん中。首都東京の一等地にででんとあります。高層ビルに囲まれた、皇居のおそば。すげー場所です。
丸の内から大手町にかけて、高層ビルの地下街はだいたい飲食店が入っていて地下道で接続されてるんですが、歩いてみた感じ、ほとんどの飲食店が営業していて、酒類の提供もおこなっていました。緊急事態が解除され、活気ももどってきている様子。
ただし、これから冬にかけて気温が下がれば、どうなるかわかりません。感染者数が急上昇して、またもや緊急事態宣言がだされるかもしれないですね。
それまでのつかの間の平和を満喫するために、ぶらりと外泊した次第です。
そこから池袋にもどり、大勝軒というラーメン屋でつけ麺食べました。残念ながら本店が休みだったので、ちょっとちがう大勝軒へ。
いっそラーメン二郎に挑戦するか?とも思いましたが、昼過ぎでも行列していたので、今日のところは勘弁してやりました。
その後、ホテルにチェックイン。
乙女ロード沿いにあります。
みなさん、知ってますか? 乙女ロード。ちゃんと地図にも載ってますよ。どういう街だよ、池袋。
さっそく温泉につかり、いまはお部屋でゆったりとこれを書いています。
このあと、連載中の『ときめき☆ハルマゲドン』の校正を続けます。
晩御飯はカレーの予定。
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