第117話 締めはBARで
晩御飯は諦めました。
コンビニでサンドイッチ買ってきて、ソーセージとビール。あとは、ホテルのサービスのラーメンでごまかしました。
本当はここから、浅草のブルワリーにいってクラフトビールと洒落こみたかったのですが、時間が足りませんでした。事前に計画していた「ザンボアバー」さんにお邪魔し、いきなりマティーニ、締めはサイドカーで。
バーには先客がお二人。
推定五十代男性と四十代男性。大声で話していて、マスターに静かにしてください的な注意を受けていました。
ぼくは気にしませんでしたが、BARと居酒屋を勘違いしています。これが二十代の若者なら分かるのですが、いい歳した大人では極めて恥ずかしいです。そして、自分が恥をさらしていることに気づいていないのが何とも痛い(笑)。何呑んでんだろう?とチラ見したんですが、たぶんハイボール。ラストオーダーですと言われて「同じもの」といって、作ってもらっていたのがハイボールとコークハイ(笑)だったので、間違いないでしょう。メーカーズマークのハイボールでしたが、分かってるんでしょうか?
「ぼくからのおごりです」といって、カルアミルクを二つオーダーしてあげようかと思いましたが、やめておきました。
年齢を重ねると、風呂の入り方、酒の飲み方、そういったものが問われてきますね。それは、その人がそれまで、どういう人生を歩んできたのかが問われているのだと思います。知らないうちに恥をさらしているような親父にはなりたくないなー。
で、ザンボアバーさんなんですが、カクテルの作り方が独特でした。
酒を計量しないんです。お話を伺ったら、関西系だと軽量カップを使わないらしいですね。へー、そうなんだ、こんなの初めて見ました。
ということで、いい感じに酔っぱらって、またまた温泉。そろそろ寝ます。
それではみなさん、また明日。
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