なんとなく異世界論
今日、ちょっと調子がよかったので色々考えた。これ、重要なフラグ。後々絶望に突き落とされる。
まず、異世界転生ってなんで流行るのかなーって思った。
ちなみに、全体的に答えは出ない。
まず、現実世界からの逃避というのが重要なファクターなのだろう。設定は色々あるけれど、現実世界でウハウハしてたやつが異世界でもウハウハというのはあまり聞いたことがない。大抵、現実世界はあまりいいものではなくて、異世界転生すればなんかすごいことになるらしい。
絶望から希望への転換。それがどうも読み手も共感できる要因であるらしい。
つまり、異世界転生ものの作者はどうかは分からないが、読み手は異世界転生を望んでいる、つまり、現実世界での問題解決を諦めているのだろう。でも、なんかそれって、現代ラブコメと正反対のような。まあ、現代ラブコメって、主人公と読み手の合致があれだけど、異世界転生すれば全てリセットでなんでもあり要素ということかな。
うん。わからん。
もうひとつ、大きな特長として、異世界設定の自由さがある。地形や政治、文化もさることながら、魔法という物理法則を凌駕した要素で、神のごとき権能を作者は得る。
まあ、ある意味神話創造なわけだけれど、小説全般がそういうものがあり、それが肥大化したみたいなものなのだろう。
原点回帰などと私は言うつもりはないが、神話というのは人々の儚い希望だと思う。我らは神、英雄の子孫であるという優越感、正統性、かくあれましという憧れや切望。
となると、結構現代ヤバくね?電気のない時代くらい人々は脅威に晒されてるんじゃね?そして、その脅威に立ち向かえない状況なんじゃね?人々紀元世界説?
まとめ
私は現実逃避もいいけど、みんなが抱えている問題の方が気になるなぁ。
血が足りない(切実)
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