makuranosoushi!
突然英語表記でどうしたんだろうね。頭がおかしくなったに違いない。
この前犬の散歩をしているとアゲハ蝶が山椒の木に止まっていた。簡単に通り過ぎてしまったが、アゲハの近くにはあの特徴的なさなぎがあり、抜け殻であることが容易に知れた。つまり、私はあの教育番組とかで見る、アゲハ蝶の感動的な羽を乾かしているシーンに出くわしていたわけだけれど、忙しかったというのもあって、一目みただけになってしまった。
ところで、枕草子とかいう伝説的な古文がある訳だが、先日学習塾の採用試験で枕草子の問題が出て、思ったことがある。
「コイツ、今でいうブロガーとか言うんじゃね?」
内容を深読みしていくと、「これがマジパネェんですけど」とか「いや、マジ無理だから」というのを「いとをかし」や「いとわろし」とかで語ってるだけじゃんというね。というか、今のブロガーの方が語彙力あるな。なんだ?ツイッターみたいなものか。
そうなると枕草子の作者清少納言のライバル(文学でも、政治でもライバル)の紫式部が書いた源氏物語はどうなのかというと、これはネット小説のようなものなんだろうな、と。確かに紫式部は連載型をとっていたはず。それに内容はマザコンでロリコンの貴公子がちやほやされるというもの。今の基準ではどうなのかわからないけど、ハーレム物なのだろう。時代的に逆ハーレムなんてのは認められなかっただろうし。
そう思うと、過去にタイムスリップすれば俺も偉い人になれるかもしれないという発想もうなずける。(竹内緋色は偉くなりたいわけでもないのでちょっとよくわからないのだが)確かに、竹内緋色の現在はそこそこ悲惨だ。(だからなんだ)
それと、リレー小説、いかがでしょう?現在自主企画リレー小説『歩けタカシ』に参加していて書き手が少ない状況です。ツイッターのフォロワーも案の定ゼロだし。ぜひともあなたの腕力を見せつけてください。
ただ、私がちょっと内容を荒らした感があるので、そこはご了承を。
そして、最後に。
上手な小説は締めもまたうまい。例えば、冒頭に掲げたアゲハ蝶の話。そこから最後に全体のくくりとしてちょっと締めるとすごく文学的な気がする。けれどもそこは竹内緋色で、そんなことは絶対にしない。
ただ、移ろいゆく世の中にぽつんとそこだけ切り取ったように存在していたアゲハ蝶を私は羨ましく思ってしまっただけだ。その孤立した姿は無防備ながらも凛としていて憧れの情を抱いた。己もそのような姿にあれまし、と思いつつも、きっと飛び立った後の蝶にはなんの興味も持たないだろうということを確信して。
だって、私は人気者とか人気の作品とか嫌いだもん。ちやほやされてる人間いとわろし。というか、なんとなく枕草子からそんな僻みの感情も感じられるんですよね。ただひたすらマイナー道を突き進む。枕草子も多分没後に見つけられた日記みたいな者だろうし。でも、それにしては文学的過ぎる。絶対自信満々に紫式部の鼻を明かしてやろうと思ったに違いない。
以上、竹内緋色のなんの歴史的根拠も歴史的観点もない憶測でした!
明日からwifiのないところに行きますので、きっと長い間更新はできません。
ま、読む人なんていないだけどね!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます