死にたくなったことありますか?

 私、美幸は自称『飼い主』である。

 お母さんは6年前急死した、母であって、美幸は『お姉ちゃん』という達位置にいる。母が亡くなった時いた猫は、えっちゃん、シャモン、セレムの3匹で、すばるやつっくん、インディは母を知らない。

 でも、母は時々やって来るので顔なじみだ。

 飼い主の姉は霊感があって、幽霊を見ることができる。だから、「今日は居る」「今日は居ない」と教えてくれる。

 そんな状態なので、猫たちにとって飼い主は『お姉ちゃん』なのである。

 飼い主である『私』は現在、プータローである。

 心療内科にかかっていて、「仕事したら死ぬぞ!」と医者に言われてから1年が経つ。のろまの飼い主は、仕事に行く先々で、ため息をつかれ、「給料泥棒!」の一言で、精神の壁が崩れた。家(アパート)から出られなくなってしまったのだ。

人が怖い。パニック障害の診断を下された。

 実際、姉が駆け付けたとき、私の目の焦点が合ってなかったという。

 最近になって少し表情が出てきたらしい。

 こんな私を姉が養ってくれている。足を向けて寝れない。

 猫たちがいなければ、私は1年前に死んでいた。それくらい生きているのが怖かった。今でも時々自殺願望がでる。猫たちを連れて練炭自殺とか考える。

 そんなだから姉とは毎日LINEでやりとりしている。生存確認です。

 時々4階から飛び降りてみたくなるが、姉に迷惑はかけられないので思い止まっている。

 なんて簡単に書いてるけど、一度、「死ななきゃいけない」という強迫観念に囚われ、包丁を持とうとしたことがある。その時は「死ぬ」ことしか頭になくて、寝てたのを起き上がったら、猫に「にゃあ」と鳴かれ、ハッとして、この子たちを置いていけない、でも死ななきゃいけない、怖くて、怖くて、助けて欲しくて、起きている限り、死への誘惑に勝てない、と思った私は睡眠薬を余分に飲み、事なきを得たのである。翌日、病院に電話したのは言うまでもない。

 猫に助けられて今の自分がある。猫に感謝。

 それからは、凹みそうになると頓服薬を服用している。

 猫のためにも生きなければ。

 でも、突然自殺してしまう人の気持ちが分かった気がします。

 人と関わると次の日ダウンしてしまいますが、一生懸命生きてます。

 病気と向き合いながら

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