はみ出す
そろそろおれもはみ出すことにした
はみ出す時期だ
そう感じた
いつまでも既製品の中で収まっているわけにはいかないのだ
「はみ出すしかないな」
ある時、そう決心した
「問題はどれくらいはみ出すかだ」
大気圏を突き抜けることは確定済みだった
おれは早速、準備に取り掛かった
「おっかあ、七色竹輪を用意してくれっ」
おれのおっかあは電子レンジ
隣りの家では犬が警戒心を露わにして吠えまくっている
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます