継続される過ち
ティッシュをおかずにして御飯を食べることにした
もぐもぐ
きちんと咀嚼した
頭がいかれているのだ
その自覚はあった
だからまだ正常の範疇なのだと思った
「ティッシュなんておかずにしてらあ~」
まるで他人事のように
わたしはまだ寸前のところで踏みとどまっているつもりだ
白玉ぜんざいを掃除機に吸わせた
「うまい?」
思い出せないほどずっと昔に何かを間違えてしまってそのままなのだ
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