新大陸


新大陸に来た

「ここが新大陸かよ」

おれは呟いた

なんだかいつか何処かで見たような光景が広がっていた

「全然、新大陸って感じがしねーな」

だが新大陸なのだ

その証拠に看板が立っていてそこに新大陸と書いてある

間違いない

ここは新大陸なのだ

そこにおれは到達した

おれの靴底が新大陸を強姦した

まるでそれ以外に生きていてもやることが無いとでも言うように


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