椅子
すいませんそこをどけよ
わたしは言った
何故ならその椅子は
本来わたしが座っていなくてはならない椅子だったから
わたし専用の椅子と言っても良かった
だがそこに見知らぬ尻が乗っかっている
邪魔ですから直ちにそこをどけ
反応が鈍い
不思議そうな顔をしているお前
尻を切断して肉屋に卸せば幾らかの金になるだろうか
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます