殺菌
殺菌が始まった
「いえーい」
おれは万歳をした
笑顔で殺しまくった
「いえーい」
完全勝利宣言をぶちあげた
我々の旗で地球上は埋め尽くされた
サンタさんは水着を着てジェットスキーをしていた
サングラスが似合い口元には笑み
殺菌がついに始まったのだ
まずどいつが悪い菌なのか? という線引きがおこなわれた
面倒くさがり屋を主導者に据えるとろくな未来が訪れない
邪魔な奴が殺菌の対象だということになった
人間性の欠如がこれほどまでに役に立つことは無かった
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます