祈り


ふわふわと

空を浮いていた

青い風船

針の先端が

狙っていた

ただ傷付けるために

それは存在していた

そういったものが

溢れていた

やがて接触した

結果はわざわざ説明する気になんてなれない

わたしは

祈った

そうならないように

けれど願いは受け入れられずに破棄

まるで真面目に頼んだわたしがなんだか馬鹿みたい


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