主人公機4機の機体スペック

シュヴァルツリッター(須王龍野専用機)

シュヴァルツリッター...Schwarzritter


 頭頂高:16.6m

  全高:17.6m

  重量:55.5t(全兵装の装備時)

装甲材質:カーボナード(ダイヤモンドの亜種)

 動力源:魔力 / 魔力増幅用宝石(補助動力)

 機体タイプ:戦闘型

新旧比較:新型機



 概要


 黒色を基調とした色合いの機体。人型で、西洋の鎧騎士に似た外見。


 龍野が“イメージと魔力で”操作する。

 アビオニクス(航空電子機器。本機は飛行可能なため、名称としては間違っていない)は存在しないが、魔術によって機体が制御されている。


 動力源となる魔力は、パイロット(龍野)の魔力量に依存する。

 ただし魔術師一人分の魔力の魔力では、(いくら膨大な魔力を有する龍野といえども)到底本機のシステム全体をまかないきれないため、増幅装置として宝石がコクピットや機体フレーム内に存在する。


 視界は外部カメラによる「全天周モニター」方式、または「網膜投影」方式を行う。

 「全天周モニター」方式は、『広域的に戦況を確保出来る』代わりに、『視界が集中しない(必要の無いものまで目に入ってしまう)』欠点がある。

 「網膜投影」方式は、『敵機に視界を集中出来る』代わりに、『見失ったときに探すのが困難になる』・『メインカメラを破壊されると(サブカメラの視界に切り替えるまでの)タイムラグが生じる』・『機体の首が連動して動き、敵に視線を悟られてしまう(デフォルト設定。調節すれば解除可能)』という欠点がある。

 上記二つは、パイロットが必要に応じて切り替える(プロローグ時点の龍野は、「網膜投影」方式を用いている)。

 なお、コクピットは球体状で、機体の姿勢に関わらずパイロットの体勢が一定になる構造である(パイロットの足元に重量増加の物質があり、更にコクピット自体が回転する構造であるため)。

 表面には、純銀製の厚みのある層が張り巡らされている(落雷に代表される電撃から、パイロットを守るため)。

※後述の「ヴァイスリッター・アイン」「ヴァイスリッター・ツヴァイ」も、同様の構造となっている。


 機体のところどころに発光部位があり、オレンジの光を放射している。


 主兵装は大剣と大盾のみだが、剣先から発するビームや、魔力の拡散による広範囲攻撃を持つ。

 遠近共に隙の無いスペックであり、機動力も圧倒的に高い。


 戦闘スタイルは龍野の戦い方に準じる。

 見方によっては、「龍野を巨大化した機体」とも言える。


 実は龍野の能力により、機体重量の調節が可能である。



 武装・装備


・大剣×1


 無骨な外見の大剣。全長14.1m、刃渡り11.5mである。

 刀身が肉厚なため、攻撃だけでなく防御にも使用可能である。

 更に剣先からビームを発することが出来るため、ランチャーとしても使用可能である。


・大盾×1


 全高14mの盾。

 先端にブレードを仕込み、打突による攻撃を可能とする。

 更にロケット弾も装備している(後述)。


・大盾内蔵ロケット弾×48


 無誘導ロケット弾。直径150mm。

 盾の先端に内蔵されている。弾頭は炸裂弾。

 最大射程は15km程度。

 牽制や奇襲に用いる。


・障壁

 機体全体を包み込むように発生する、魔力の障壁。

 あらゆる距離の攻撃を無効化するが、魔力か耐久度が限界を迎えると、使用不可になる。

 3機の中では、耐久度は2番目に高い。


・翼型ブースター×1


 背面に装備するブースター。

 飛翔時には魔法陣が展開される。

 最大速度はマッハ3.8(4,651km/時)だが、意外にも小回りが効く。


※なお、装備は追加される場合がある。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る