女神スキル転生〜知らない間に無双します〜

悠任 蓮

第0話 転生しちゃった

「でさー康太くん!妹がね・・・」


俺は今幼馴染の里奈と話している。


俺は実は里奈が好きだ。


あっ!女の子が渡ってる信号にトラックが突っ込んでこようとしてる!


咄嗟に足が動いた。


「キィィィ・・・ドスッ」


重々しい音共に俺はトラックに跳ねられた。


よし女の子は無事みたいだな。



「え?嘘!康太くんしっかりして!康太く.....」


薄れていく意識の中俺は悟った。


そして里奈を抱きしめてただ何も言わなかった。


俺死んじゃうのか。里奈今までありがとう。


目が覚めるとそこには金髪の少女がいた。


あれ、俺生きてる?


「あなたは残念ですが死にました。」


あーやっぱ死んだのか俺って話せてますよ!


「それはいま私が貴方の魂を話せるようにしてるからです。」


あーなるほど


「本題に戻りますがあなたが助けた少女は後に人類をある病原体から救う役割を担っていました。そして少女を助けていただいたお礼に異世界に記憶を持ったまま転生してもらいます。」


異世界?転生?宇宙?なんのことだ?


混乱して頭が回らなかった。


「あのイマイチ意味が分からないんですが...」


「ですよね。すいません。まず自己紹介からしますね。女神のイシスです。そして、あなたは一度死にましたが記憶を持ったまま異世界でもう一度人生をやり直していただきます。」


あー転生かーなるほど...え、転生?やったー!これライトノベルで見てめっちゃ憧れてたやつだー!


「ちなみに魔法とかあります?」


「そうですね。あなたが転生する世界には魔法が存在して魔物がいて剣術やスキルもあります。」


魔法!魔法!魔法!めっちゃ興奮する!


「転生する前にこの中からスキルをお選び下さい。あとトイレ行ってくるので待ってて下さい。待てなければ欲しいスキルをタッチしてて下さい。」


女神ってトイレ行くんだな


目の前にスキルの名前と説明が書かれているシステムウィンドウが出現した。


そして一つのものが目にとまった。


【スキルウィンドウ】

説明:スキルのウィンドウを開くことができるようになる。タッチしたものは習得出来る。検索機能やランキング機能もある。


ん?これやばくない?女神に言ったら絶対削除される。いまトイレ行ってるんだし押しちゃえ。


[ポチッ]


《スキル:スキルウィンドウを獲得しました。》


女神が帰ってきた。


「スキル何にしたんですか?」


本当のことを言ったらスキル没収されてハーレムができねぇーと思いとっさにスキルウィンドウの上にあった《スキル:商売神》を獲得したと言った。


「なんで商売神なんかにしたんですか?まぁいいです。ではさようなら」


光が俺を包んだ。そして気絶した。

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