第34話

「あァ~ーン…、ズルゥ~い!!

 アリスばっか、アンも口移しで飲ませて上げたいィ~!!」

 赤毛のアンもボクに抱きついてきた。


「ゥ…、う!!」

 どういう事だ。

 さっきまで、あれほど男に対して嫌悪感を持っていたのに……

 今はアリスとアンがボクを取り合っているようだ。

「ホラ、二人とも喧嘩しないの!!」

 見かねてTiaraが仲裁に入った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る