まさか、骨抜きの意味がそのままとは(;'∀')

丁寧な筆致がとても響きました。
自分も現実世界をベースにした作品を書きたいと思っているのですが、現実とファンタジーの塩梅が個人的に◎です。
いちいち風が吹くたびに飛ばされる彼、気の毒ですが笑ってしまいました。

骨を抜かれた男、という設定が面白いですし、その男が風で吹き飛ばされているのを眺めているのを想像すると、とても愛くるしくてすごい好きです笑

最後には2人とも何かを乗り越えて、素直になれて素晴らしいエンドでしたね
途中のストーリーから、この2人は結ばれなさそう、という錯覚があったせいか、最後はほんの少し驚きました。それと共に、少しほっこりとしました☺️

とても面白いお話でした。骨を抜かれた男と潔癖気味な主人公のどうしようもできない関係性が素敵でした。誠実な男性を手痛く振ってしまったり、逃げてしまったり。それでいて、骨抜き男からは目が離せなかったり。

この自分でも理由の分からないやうな機微が丁寧に描かれていて、するすると読んでしまいました。
読み易く、余韻がある。素敵な文字たちでした。

ツイッターから。リズム感のある素敵な文体ですね。

私たちはついつい目の前のほかならぬ人を大きな物語で理解したがるけれどそれがいかにあさましい行為であるか、思い知らされるような話でした。

「私」に関しては、まずはラーメン屋の彼は？ と思ってしまいましたが、こういうのは現実にも理屈じゃないですからね。

うーんこのクズ野郎、という言葉がまず浮かんできました

最後に……！
骨が戻って良かったです。女の子の方も、少し素直になれたのかな。色々と、和泉さんの伝えたい事が比喩的に散りばめられている作品だと感じました。
完結お疲れさまです！面白い設定で深い話でした(*´∇｀*)

意外性のある、骨抜きの男。まずその設定だけで面白いです(*´ω｀*)
でも、この話がとても自分にささります。悪意があってもなくても、相手を傷つけてしまったら、こんな風に落ち込んじゃいますよね。特に寝る前なんて思いだし落ち込みしたり。
そういう気持ちが、丁寧な心理描写ですごく伝わってきます。

プロローグからびっくりというか、斬新ですね！骨抜きって、言葉通り骨抜かれてるのかー！ってなりました！