深夜の反省

 すごい。この当時の自分、それなりに文章書けてたんだ。

 今は全然だめ。小説家になる道も諦めかけている。だって人間観察がうまくないから。文章力もないから。

 信じれば奇跡は起こる、のだろうか。


 この一年、何をしてたろう?

 パソコンと、ゲームと、漫画……それだけしかしていない気がする。

 この一年は、何だったのだろう?

 貴重な青春をこんなことに費やして、私は、何をしているのだろう?


 中二の頃の自分のほうが、文章力はあったということか。

 私は賢いと思い込んでいた頃のほうが。

 賢いと思い込んでいるぶん、色々なことをよく考えられたのか。


 私は致命的に馬鹿である。

 人とうまく喋れない、想像力がない、文章力がない、記憶力がない。これだけ並べてみただけでも、私が馬鹿であることがわかるだろう。

 馬鹿は高度な英知に参加することができない。それはとても悲しいことだ。

 結局私は一般大衆の馬鹿でしかないのか。


 宇宙の真理を一瞬だけ発見できたはずだ。

 どこに行ってしまったのだろう。


 文章力が欲しい。

 今の私は考える力を失ってしまっている。

 これがつまり、生まれ変わったということなのだろうか。


 私は自分を幼児だと思うべきだろうか。

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