台風時の京丁椎(青年団で見回り)
家の窓と言う窓にシャッターと雨戸を閉めた私は、地域の兄さんがたと17時ごろから地域の見回りに出かけていました。
※『兄さん』と言っても40代の私より年上なので正直なところ皆おssいややめろまじで殴らないで
今回は雨はそれほど降らなかったので土嚢積みが無かったのですが、風が凄かった。神社と言う神社は本数の差は有れど木が倒れていました。私が住む地域は地下水の水位が高いので樹の根が深い所に伸びないからだそうです。根が浅いから風が吹くとすぐに倒れてしまいます。
屋代や拝殿に被害が出た所もあって、「今度の週末は片付けに召集されるやろうな~って」言いながら見ていました。結局被害が大き過ぎて業者さんに片付けてもらったみたいです。
私の住む地域は中途半端な田舎なのでビニールハウスや物置小屋が飛んだり、工場の屋根が吹き飛んだりして道を塞いだり、飛んだ物や風が電線を切ってしまったりの被害がチラホラ出ていました。
「屋根て簡単に飛ぶんやなぁ」
「物置って底が抜けて上だけ飛んでいくんやなぁ」
そんな事を言いながら爽やかな青年たちでクーラーの無い軽トラを連ねて地域を回って、道に落ちているガラクタを片付けて汗だくになって家に戻りました。途中で「停電のところが有るなぁ、大変やでぇ」なんて他人事みたいに言いながら。そう、その時点では他人事だったんですねぇ。
ウチの地域はまだマシだったみたいで、琵琶湖沿いの別荘地なんて凄かったですよ。TMレボリューションの曲以上に強風が吹いたんでしょう。浜の松の木から落ちた枝や葉っぱが一面にビッシリ。しゃれた外見の建物は屋根や外壁が飛ばされまくって無残でした。他所から来た業者さんが建てた家に被害が多かったですね。地元の天候とかを知らない所が建てるとこんなもんかな~って感じでした。
で、家に帰ると真っ暗。我が家も停電になってたんですね。暗闇の中、ロウソクを灯して母ちゃんがポツンと座っていました。
寂しそうな姿をみて思い浮かんだこちらをどうぞ。少し元気なバージョンです。
https://www.youtube.com/watch?v=hemJCsl6eKg
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