あなたのSNSの使い方、正しいですか?

@haruto_334

第1話 はじまり

 私は小学生のころ、親の携帯でLINEを使わせてもらってました。用があるときだけ使い、相手は仲の良い友達だけでした。

 しかし。中学生にあがると同時にtouchを購入しました。自分のLINEを所持できて、舞い上がっていました。しかしそれがあだとなったのです。

 中学一年生のころ、友達のK君にグループラインに招待されました。

そして入ると、すでに結構人がいました。そして私はそのとき第三者の視点で物事をみることができず、後から見ると恥ずかしいようなへんなことばかりを言っていました。そこで一つ、変なイメージがついたでしょう。

 一年学年グルもあり、そこにも招待してもらったのですが勿論そこでも暴走し、周りからは変な目でみられるように。同じ部活の人のLINEを(女子ですが)追加したのですが、些細なことで口論になりました。そのときの私はちょっと狂っていたと思います。今も謝罪できずに居ます。

 その女子が、後に大きくかかわってくることになりました。

そして他の人も追加していく上で暴走がとまらなくなりました。

当然、そのときの自分が周りから見るとおかしいことに気づかずにいました。

 数ヶ月後、ある程度暴走がとまったときに、一つ、恋愛に近い感情を抱いた人がいました。

 その人とLINEをしていることで浮かれてしまい、周囲をみることができずただただ一方的に…という感じでした。

 その人とは毎日通話をしていたのですが、最初は良かったのかもしれませんが次第にその通話が嫌になってきたそうでした。

 私はそれに気づくことはできずにいました。その人には彼氏がいました。

 それでその彼氏さんとはクラスが一緒でした。その際に聞いた彼女に対する思いを躊躇せず伝えてしまったのです。良いことならいいのですがそれは悪いことで通常なら知らないほうが良いことでした。当然その人は傷付きました。

 二回つたえたのですが一回目は相手からでしたが二回目は、逃げるわけではないですが友達Sから


「現実を伝えてやれ」

といわれて伝えたのです。一回目より二回目のほうが内容がひどかったのです。


 数日経ち、その人の友達(男)が私にLINEを一つ送ってきたのです。

 一通目の内容ははっきり覚えています。


『お前H(私が通話していた人)のこと好きやろ?』

そのとき、なんというか、心を殴られたような感じがし、震えていたのを覚えています。それからの会話は、断片的にしか記憶はなく、私が知らないうちにことが進んでいるような感覚でした。

 そのとき、さらにもう一人の(女)からもLINEがきたのです。

そしてそのLINEが来るまで話していたもう一人の女子とも私が知らないうちに口論状態になっていました。

 ここからの話は私が翌日の朝、知った内容です。


 私は自分の名前がS(一応伏せておきます)と名乗っていました。

 私のイニシャルにはSなんてつきません。それなのに名前だけを言ってました。

 話方は敬語で、口論中は言葉の定義についていろいろ触れていました。言葉の定義なんて私は口論では使いませんし、そんな名前でもありません。

 私とその男の口論は夜遅くまで続いてました。トーク履歴は恐怖のあまり消したので詳しくは覚えていませんが恐らく11時くらいまでだったと思います。

 その日の夜、私は私としての意識を取り戻しました。とてつもない恐怖で体が震えていたのを覚えています。何故なのかはわかりません。しかし大変な恐怖に襲われていました。

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