第五十四話

/*** カスパル=アラリコ・ミュルダ・メーリヒ Side ***/


 竜族が、リーリア殿のご主人様?カズト・ツクモ殿は竜族だったのか?

 確かに、竜族の一部は、人の姿を取れる事はよく知られている。確かに、それならば、10歳前後の姿で、イリーガルを眷属化していることもうなずける。


 何にせよ。出迎えの準備をしないとならない。

 華美にならないように、しかし、質素になってはならない。


 街領隊の隊員が、屋敷に入ってきた。

「領主様。いくつかご報告があります」


 いくつかと言ったか、当然だろうな。


「わかった。執務室で聞く。おい。お出迎えの準備を頼む。メイドをクリスの所にもいかせて、起きたら準備をするように言ってくれ」

「かしこまりました」


 執事長が一礼して準備に向かう。

 儂は、隊員を伴って、執務室に入る。


「それで?」

「はい。まずは、イサークたちからもたらされた情報に関してです」

「あぁエンリコが命令したのだろう?」


 隊員は、申し訳無さそうな顔をして


「はい。残念ながら・・・。それで、前隊長を尋問した所、エンリコ殿から命令されて、リーリア殿を捕らえるか、クリスティーネ様を捕らえるか、最低でもナーシャが持つ収納スキルが付いたポーチを奪取するの目的の様です。その歳に、メイドを殺せとも命令されていたようです」


 頭を抱えたくなった。

 メイドを殺せと命令している事で、もう極刑は避けられない。それに、使者に相当する人物へ捕縛命令。


「エンリコは、認めているのか?」

「それに関してですが、エンリコの屋敷から、アトフィア教の関与が疑われる物が見つかっております。また、本人もアトフィア教の信徒の様です」

「なに?」

「それだけではなく、地下で、薬物の栽培も行われておりました。隊長と私と副長で抑えて、他に漏れないようにしております。エンリコが考えていたのは、リーリア殿を薬物で言いなりにした上で、隷属化のスキルを使うつもりだったようです。その上で、ツクモ殿には、娘をくれてやる代わりに、大量のスキルカードと魔核を要求するつもりだったようです」


 なんと・・・アトフィア教に唆されていたという望みも無くなったと言うわけだな。儂への叛意だけなら、見逃そうと思っていたのじゃがな。そこまで愚かだったとは、儂がこの館に住むのも、あと少しというわけじゃな。ミュルダとして、街を終わらせるわけにはいかない。長老衆にも話をしないとならないだろうな。

 そうなると、クリスを、ツクモ殿預けるのは正解なのかもしれない。儂らに叛意が無いことを示すにはいいだろう。人質として考えてくれるか、嫁として、客人として考えてくれるのかわからないが、ツクモ殿が受け入れてくれるのなら、クリスの安全という意味では最高の解決策に思えてくる。そして、ミュルダとツクモ殿との橋渡しができるのなら・・・クリス1人で望み過ぎかも知れないが・・・他に差し出せる物が何も無いのも事実だ。儂やエンリコの命で済むのなら、喜んで差し出すのだが・・・。


 それで、ミュルダが救われるのなら、クリスには申し訳ない。ミュルダの街を維持するために、エンリコと儂と後1人くらいの首で済めばいいほうだろうな。その前に、アトフィア教をこの街から完全に追い出す方法を考えないとならんな。


「それで・・領主様」

「まだあるのか?」

「いえ、これかが本番のような・・・」

「なんだ、早くしろ」

「はっカズト・ツクモ殿が、ミュルダ街への入街の申請を行っております。いかが致しましょう。竜族を従えるような御仁です。私達では判断に余ります」

「先にそれをいえ、許可するから、丁寧に儂の所まで案内してこい!いいか、間違っても、華美にならない程度に、丁寧に扱うのだぞ!」

「はっただちに!」


 隊員が走り出していく。

 ふぅ・・・最悪の・・・いや違うな。このタイミングで良かったのかも知れない。ツクモ殿の街との交易が始まっていたとしたら、もっと酷い事になっていたのかも知れない。たかが、スキルカードと魔核でこれだけの事を起こしたのだ。


「お祖父様」


 今にも消えそうな声で儂を呼ぶ声がした。

 空け広げられているドアから、クリスがこちらをうかがっていた。


「クリスティーネ」


 もう隠せないだろう。


「お祖父様。僕は・・・お祖父様やお父様にとって・・・邪魔なの?」

「そんなことはない!儂は、儂は・・・」


 言葉が出てこない。


「ならなんで?お父様は、僕を化物と呼ぶの?どうして、ママを殴るの?どうして、ママは僕に会ってくれないの?ねぇお祖父様教えて、リーリアお姉ちゃんは、僕は、リーリアお姉ちゃんよりだって言っていた。僕は、何者なの?なんで、”樹木”や”獣化”なんてスキルがあるの?僕、人族じゃないの?僕・・・ここに居ちゃ行けない子なの?」


 儂は何も言えない。儂が間違っていたのか?

 何分そうしていたのだろう。クリスティーネが泣きそうなかおで、いや実際に泣いているのだろう、座っている儂に掴みかかっている。涙で濡らした、顔で儂を見ている。


 儂が間違っていたのか?

 生まれたばかりのクリスティーネに”レベル8偽装スキル”を使った。駆け込んできた、母親からの要請もあったが、息子の事を考えると、それもしょうがないと考えた、幸いな事に、クリスティーネの母親は、魔力が高かった。スキルを使うだけの魔力があった。

 そして、クリスティーネの種族を偽装する事ができてしまった。


 その数年後、息子が産まれる。

 母親は、息子が人族な事に安堵して、息子を溺愛し、クリスティーネを居ないものとして扱うようになる。愛情があるのは感じる。愛おしいと思うのだろう。だが、娘が怖いのだろう。可愛いと思う気持ちと、怖いと思う気持ちが天秤の様になっている。可愛いに傾いている時には、溺愛し、怖いと感じる時には、遠ざける。

 母親の心を壊したのは、儂の息子エンリコだ。父親は、見た目と、姿のギャップで、娘を化物と恐れた。母親が、獣人や魔物と姦通したと疑った。息子が人族として生まれた事に安堵し、その思いを強くした。母親が娘への愛情を示すたびに、姦通した娘が可愛いか?父親は誰だと罵る。娘の姿を見れば、化物と言って距離を取る。自分の屋敷に住まわせることがなくなった。母親は酒精に逃げるようになる。そして、心と身体を壊した。


「クリスティーネ。儂は、」

「お祖父様。教えて、僕は、何者なの?」


 ドアがノックされた。

 何もいわないで、クリスティーネがドアを開ける。


 そこには、12~3歳の男の子。

 その肩に乗っているフォレストキャット。足元で警戒心を隠そうともしない、フォレストキャット。左側には、10歳程度の女の子。その隣に、同じくらいの男の子。反対側にはリーリア殿。


 中央の男の子が、カズト・ツクモ殿だろう。


「領主様、不躾で申し訳ない。先に、この者の処分を頼みたい。貴殿らで対処ができないのなら、我らの常識で処分する事になるが良いか?」


 カズト・ツクモ殿が何を言っているのかわからない。


 次の瞬間。リーリア殿が、縛られて居る。エンリコ達をこちらに放り投げる。


「クリス。申し訳ない。貴方のお父様をこんな状態にしてしまった」


「お父様!」「エンリコ?!何があった!」


 一緒に居た隊員が語りだす。

 愚かな息子のしでかした事を・・・。


/*** 街領隊 隊員 ソーニャ・カルロッテ Side ***/


 領主様へ報告に上がった。

 その後、門に、カズト・ツクモ殿を出迎えに行くことになった。


 街領隊が騒がしい。当然だ。隊長は、今、エンリコ殿の屋敷の捜査を指揮している。そして、大半の者は、門に向かっているだろう。竜族が現れたのだ、パニックにならなかっただけましと言うものだと思う。


 それにしても、街領隊が、街中を走り回っているように思える。誰かを探しているようだ。まだ捕まえていない者でも居るのか、もしかしたら、アトフィア教の奴らが居る事でもわかったのか?


 でも、今は、それではない。

 与えられた任務は、”カズト・ツクモ”を屋敷まで案内する事だ。ナーシャが居るらしいので、最悪ナーシャが行うだろうが、正式な手順以外では、ナーシャでは門を通過させる権限を持っていない。最初は、ナーシャがそれでも通してとお願いしていたのだが、カズト・ツクモ殿が、正式な手順があるのなら、それに従うし、待っています。ダメならダメで、かまいません。領主様への取次をお願いしますと、話してくれた。


 すごく丁寧なそして、理性的な対応だ。


 ナーシャさんが、私を認識してくれたので、そこからは、私が対応する事になった。


「ソーニャ・カルロッテです。カズト・ツクモ様でしょうか?領主様がお待ちになっております。私がご案内いたしますがよろしいでしょうか?」

「それが、この街のプロトコル・・・手順なら、それに従います。よろしくお願いいたします。できれば、本来の手順を教えてほしいのですが、ダメでしょうか?」

「いえ、かまいません」

「どうしたのですか?」


「いえ、本来の手順は・・・」


 門で身分証を提示する。ミュルダの街に住んでいれば、身分証は発行される。あとは、冒険者ギルドの身分証でも良いが、その場合には、ミュルダの冒険者ギルド所属か、ミュルダの冒険者ギルドと連携している街い限られる。この辺りだと、サラトガ街がそうだが、現在は、認められない状況になっている。

 身分証がない場合には、”称号の水晶”に触れてもらう。そこで、問題がなければ、仮の身分証を発行して、各種ギルドに登録してもらう事になる。仮の身分証の発行には、レベル4のスキルカード3枚か、レベル4魔核3個が必要になる。

 隷属の場合には、主人が一緒の場合に限って身分証は必要ない。


「わかりました。領主様やソーニャ殿のご厚意を無視する形になってしまいますが、私達の仮の身分証を作りたいと思います。かまいませんか?」

「え?大丈夫ですが?よろしいのですか?フォレストキャットは大丈夫ですが、人数分となるとかなりのスキルカードが必要になってしまいますよ?」

「えぇかまいません。それに、その”称号の水晶”も気になります」


 そう言って、門番の所に歩いていってしまった。

 門番もあっけに取られているが、手順通りに申請するようだ。


 全員が、それこそ、フォレストキャットまでもが、称号の水晶に触れている。何か面白がっているようにも見える。


 そして、全員が、問題がない事が判明する。

 犯罪に手を染めていない事が証明されたのだ。カズト・ツクモ様がなにか、ブツブツ言っていたのが気になったが、問題がなかった事に一安心だ。


 ツクモ殿たちが、称号の水晶に触れて、身分証の発行を待っている。

 街領隊の隊員が私に話しかけてくる。


「カルロッテ」

「はい。なんでしょうか?」

「エンリコが逃げた」

「はぁ?」

「街領隊の隊員を買収していたようだ。情報も流されていたと考えられる」

「わかりました。用心します」

「頼む。お前に辛い事を言うが・・・あいつが裏切り者だ。もし見かけたら、躊躇するな」

「え?あっ・・・解りました」


 まさかという思いがあります。今の隊員が嘘を付いて居る可能性だってあります。人族だったあの人ならと頭の片隅に思ってしまってる自分が居ます。

 でも、今は、私の役目は、逃げた人たちの事ではなく、カズト・ツクモ様を領主様の所にお連れするのが任務です。


 エンリコが逃げたとしたら、どういう理由からでしょうか?

 カズト・ツクモ殿を狙う・・・意味が無いでしょう。この混乱に乗じて逃げるくらいでしょうか?


「さぁ行きましょう」


 手続きが終了したようです。

 皆、珍しそうに、身分証を眺めています。10歳くらいの女の子は、なんだか嬉しそうです。自分の名前を触っては読み上げています。微笑ましいです。


「すみません。わがままを言ってしまいました」

「いえ、大丈夫です。でもどうして?」

「いえ、街に来るのが初めてで、どういった手順が一般的なのか、知っておきたかったのです」

「そうなのですね。あっ大通りをまっすぐに行けば、領主様のお屋敷です・・・あっでも、リーリア殿はご存知ですよね?」


 リーリア殿が、ツクモ様の服の袖をちょこんと摘みながらうなずく。すごく可愛い。そして、反対側の女の子は、周りを見ながら、何やら話している。


 門から少し行った所に馬車乗り場があるので、それで屋敷近くまで一気に行ってもらう事にした。


「ソーニャさん」

「はい」

「この馬車の料金はどのくらいですか?」

「えぇ・・と、ごめんなさい。私もいつも街領隊の支払いになっているので・・・わからないのです。少しお待ち下さい」


 御者に聞きます。

 時間によって料金が違うようです。その表があると言うので、一枚もらう事にしました。


「これが、料金表になるようです。最初に乗った時から、降りるまでの時間で決まっているようです」

「そうなのですね。ありがとうございます。それなら、急いでくれとか言われるのは困ってしまうのでしょうね」


「そうなんだよ。坊主。解っているな!」


 御者が乱暴な口調で答えます。

 この方は・・・。ツクモ様が、手で合図します。気にしないという事でしょうか?


「そうですよね。でも、早く、馬車を動かせるのも、技術なのですよね?この前乗った馬車はすごく揺れましたが、今日は揺れが少ないですから、親父さんの腕がいいのですよね。また、親父さんの馬車に乗りたいと思ったらどうしたらいいのですか?」

「坊主。嬉しい事を言ってくれるな。そうなんだよな。馬車を動かすにも技術が必要なのにな。解ってくれる奴が少なくてな。馬車乗り場で、”ネーリオ”の馬車と言ってくれりゃいい」

「そうなのですね。ありがとうございます。次に街に来た時に、ネーリオさんを指名させてもらいますね」

「おぉ!期待しないで待っている。おっと、この馬車ではここまでだ。ここから先は、馬車では行けない」

「わかりました、ありがとうございます。いくらですか?」


 ネーリオと名乗った御者が私を見ます


「ツクモ様。ここは私達が」

「いえ、せっかくですから、支払いをさせて下さい」


 強く出てもしょうがありません。


 え?リーリア殿が、私の袖を引っ張ります。


 ツクモ様が、御者と何やら話しています。御者が驚いています。遠目ですので、はっきりとわかりませんが、レベル5のスキルカードを渡しているようです。距離と時間から、考えてもレベル4が2枚程度で十分だと思います。


「ソーニャお姉ちゃん。ちょっと・・・」

「なんでしょうか?」

「次の角で、男が5名、隠れているけど、殺していい?1人は、良く知っている奴だけど、残りの4人のうち、二人はお姉ちゃんと同じ服を着た人で、二人とも人族。残り二人は、なんたら教の司祭とか言っていた奴と似たような法衣を着ていて、こちらの様子をうかがっている。お姉ちゃんと同じ服を着た人は、剣を抜いて手にスキルカードを持っているから、攻撃の意思有りと判断していいよね?法衣の方も、スキルカードを持っているよ。偉そうなクズは、なにか口走っているけど・・・どうする?」

「え?」


 理解が追いつきません。


「私達なら、攻撃を受けてから反撃してもいいけど、万が一、ご主人様になにかあったら、私たち・・・間違いなく、この街を破壊するよ」

「え?待って下さい。そのクズって、エンリコですか?」

「名前は知らない。クリスの父親を自称している奴」

「殺さないで捕らえる事は?」

「簡単だけど、お姉ちゃんたち、始末できる?領主様の息子なのでしょ?」

「・・・」


 そうなのです。

 この街が、世襲ではないと言っても、現領主の息子となれば、媚を売る者は多いです。事実、次の領主にと押されていた時期も有りました。領主様は、息子には後を継がせない。どうしてもいうのなら、孫のアーモスに継がせるか、孫娘の夫に継がせたいと言っていると聞いた事があります。

 ミュルダの街のためになるのなら、誰でもいいと言っていた事があります。

 あれは、カスパル様が、サラトガに向かって帰ってこなくなった頃にいい出したと聞いています。


「どうする?」


 私にはおもすぎる判断です

 でも、解っている事は、私は、この人たちを領主様の所までお連れしなければならないという事です。私たちが対処しなければならないなど、考えていられません。ここには、私しかいません。ツクモ様が、料金の支払いを終えて、御者との話を終えるまでに決めなければなり・・・え?


 しびれを切らしたのは、あちらのようです。

 人数から勝てると思ったのでしょうか、姿を表して、なにか喚いています。


 全員、薬で頭がおかしくなってしまっているのでしょう。

 覚悟を決めました。私も剣に手をかけて、ツクモ様の前に出ます。私ができるのは、ツクモ様の安全を少しでも確保する事です。


「どけぇぇぇソーニャ!!!!俺のぉぉぉ邪魔をぉぉするなぁ!後でぇぇ可愛がってぇぇぇやるかぞぉぉベッドでぇぇ股開いてぇぇ待ってろぉぉぉxこの犬っころぉぉぉ」


 一気に気持ちが覚めるのが解ります。一度でも、閨を共にしたことが無いのに、その言い草。頭の中まで腐ってしまったようですね。憧れていた。かっこいいと思っていた・・残念です。


 安易に突っ込んできた剣を防ぎます。もうひとりの男も、リーリアさんになにか言っていますが、さしたる感動も与えなかったようです。剣を持っていた手が宙に飛んだをの認識できないようです。誰が切ったのか?わかりません。今は、目の前の相手をどうにかしないと、アトフィア教の連中の詠唱が終わってしまいます。


「え?」


 アトフィア教の司祭の二人が左腕を落とされてしまったようです。辺り一面に血の匂いが漂ってきます。

 エンリコは、ツクモ様になにか言っているようですが、もう何を言っているのかわかりません。地面に倒れ込んでいるだけです。両手に、剣が刺さっています。地面に縫い付けられているようです。剣の上にフォレストキャットが乗っています。徐々に剣が地面に埋まっていきます。


「ソーニャお姉ちゃん。どうする?手伝う?」


 リーリアさんです。


「大丈夫。この人は私が倒す」

「わかった」


 なにか、食事の準備でするかのようにこの場を離れていきます。


 男に集中します。

 口に泡を吐き出して汚い。こんな男に惚れていたかと思うと、さっきまでの自分を殴ってやりたいです。力比べにも疲れました。一歩下がって、身体をずらすと、そのまま突っ込んできます。こんな簡単に引っかかるなんて、思考能力が低下しすぎですね。


 こんなに弱くなってしまったのですね。

 では、さようなら!


 私は、突っ込んできた男の腕を切り落とした。そのまま、倒れ込む男の身体に剣を突き立てる。

 せめて、私が殺してあげます。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る