第100回甲子園大会 休養日(大会15日目)
●休養日
休養日のため試合なし。雨などで延期になった試合があれば試合が行われたかもしれないが、ここまで延期になった試合はなかった。
休養日の導入は2013年の95回大会から。
導入された理由は、主に2点。「選手の体調に配慮するため」と「日程的な有利・不利を軽減するため」である。
甲子園大会では、エース1人が何百球も投げるのが当たり前。エース級の実力を持つ選手は何人もおらず、エース1人に頼らざるを得ないからだ。
仮に2番手のピッチャーを先発させたとして、ピンチになったらエースに投げてもらうしかない。エースを使わずに負けたら確実に後悔する。
たたでさえピッチャーは大変なポジションであるが、甲子園大会中のエースはフル回転になる。エースにかかる負担は大きくなり、まともに休む時間もない。
結果、肉体的にも精神的にも疲労が蓄積する。
3回戦2日目に試合をしたチームは、休養日(もしくは雨天中止など)がないと、3回戦2日目から決勝戦まで4連戦になる。エースの4連投も十分に有り得る……と言うか、普通にあった。
3回戦1日目に試合をしたチームの方は、1日休んでから準々決勝・準決勝・決勝と3連戦になる。
大会終盤は緊迫した試合が続くだろうから、4連戦するより3連戦の方が楽だと思われる。
日程的に有利・不利があり、その差を軽減するという意味もあって、準々決勝と準決勝の間に休養日が導入された。
休養日の導入によって、引き分け再試合などがなければ、準決勝と決勝で2連戦になる。
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