記憶の軍勢
あなたの立つ場所
あなたの後ろには歴史と
歴史にはない影の記憶と
それらの底に流るる記憶が
無限の根を張っている
あなたの前には
数え切れないあなたの未来と
収まり切らないみんなの未来と
それらの空に吹き抜ける未来が
無限の枝を伸ばしている
それら全ての記憶と、記憶になる未来を
余すことなく引き連れて
無限の軍勢 それはあなたですら把握し切れない
右手を掲げればその手の先に
託されたものが 集う
その手を振り下ろし
前へかざしなさい
その記憶たちは
きっと未来を拓いてくれる
あなたという軍が
前へ進むのです
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます