特殊テロ対策部隊コンドル107 その頃須藤は部屋で詩織と話していたのです、詩織が高杉は全てを知っているわ、それでもまだ勝負がしたいのと聞くと、今回も完敗だったしかし負けても悔しくないか


特殊テロ対策部隊コンドル107


その頃須藤は部屋で詩織と話していたのです、詩織が高杉は全てを知っているわ、それでもまだ勝負がしたいのと聞くと、今回も完敗だったしかし負けても悔しくないから不思議だよと、

いうので、高杉は勝つたとは思っていないわよと詩織が言うと、僕をライバルとは思っていないんだと須藤が言うと、あの人は誰かをライバルと思った事はないんですよ、タダ挑戦を受、

けて対処しているだけだと思うわ、


私達と違って人を恨むと言う事がどんな事だか理解できないのですよ、おそらく彼の父親がそうだったのでしょう、私達が思うほど私達の父親も不幸ではなかったのかも知れない、貴方の、

お父さんが前総理を有罪にした時は世論は手を叩いて喜んだくせに、退官を迎えたら行くところもなく、弁護士事務所を開いても国選弁護の仕事すら貰えず、はたから見ていた私ははらわ、

たが煮えかえったけど、


お父さんはいつも食べるのに困っている、わけではないからいいではないかと言っていたわ、貴方のお父さんは首席裁判官だったから、もっと過酷な目にあったと思うけど、もういいんで、

はないのと言うと、組織には大勢の社会からの脱落者がいる、その者をほうって解散するわけには行かないよ、もう、手遅れなんだよと寂しくワインを飲んだのです、詩織がそんな事な、

いわ、


貴方は事業にも成功しているし、かれらを生かして生活させる事はできるわ、もつと沢山の会社を興して彼らが働けるようにすればいいでしょうと言うので、落ちこぼれに何ができると思、

うのだと言うので、落ちこぼれではなくてオタクなのよ、だから社会に溶け込めないのよ、だからオタクの会社を作り、オタクが喜ぶものを作らせてオタクに売ればいいし、体力勝負の、

者達は、


土木建設の会社を作りそこで働かせればいいわ、運転の好きな連中には運送会社を作り働かせればいいでしょうと言うので、そうか、世の中には色んな人がいるので上手くいくかも知れな、

いな、昼がダメなら水商売があるし、それでは400億はそれに当てようと言うと、詩織がそうしてください私も頑張ります、私と貴方は同志でしょうと笑うので、そうだな、幼馴染の同志、

と言うわけだ、


今回限りで盗むのはなしにしょうと言うと、詩織が嬉しいと乾杯したのです、これからも高杉は付き合ってくれるかなと言うと、ええ、きっといい盟友になりますよ、福原は盟友ではな、

かったでしょうと言うと、奴も不幸な奴だよ、理屈は優れているが実行力がなかったなあ、最後は鬱病になり首をくくってしまったが、まあ可愛そうな奴でもあるよと言ったのです、


もうご両親はなくなったけど、最後まで面倒をみたでしょうと言うと、墓標はないが彼のお骨は両親の墓に入れてある、お寺が永大供養をしてくれる事になっている、よと言ったのです、

両親には彼の死は伝えていない、最後まで心配していたが元気でいるとだけ伝えてあったんだよ、亡くなる前にお母さんがあの子をあんなにしてしまったのは私です、小さい頃から英才、

教育をして、


遊ぶ暇も与えなかった、さぞかし辛い毎日だったでしょうと話していたよと須藤が言ったのです、ところで、現金のケースを船から落としてどうするつもりだったのと詩織が聞くと海賊、

の船で島に運びほとぼりが冷めたら日本に運ぶつもりだったんだよ、海賊には予め金が渡してあり、中身は麻薬だと話してあったんだよ、あの近辺は島が多いから追跡はできないよ高杉、

のつけたGPSは全て外す予定だったんだよと言うと、


ひょっとしたらそれもきずいて、別な仕掛けがあったかも、知れないわと言うので、どんなと聞くと、わからないけど彼の仕掛けは、ひとつやふたつではないと、思うわと言ったのです、

用意周到だからそうかもしれないなあ、いままでも予想もつかない手でやられているからねと笑ったのです、しかしあの博才にはまいったなと須藤が言うと、あなたも同じようなもんよ、

と詩織が言ったのです、


こんどはマカオで飛び入り参加して、合法的に富豪から巻き上げればと詩織が言うと、なる程それもいいな、高杉を誘ってみるか厭とは、言わないかもしれないと言ったのです、新之助、

はいつもの通りに巡回して最上階のデッキにいると杉村と純子がやって来てあの8人はおとなしくしているよと言うので、もうマークしないでいいよと言うと、どうしてと聞くので須藤、

に引導を渡したので、


絶対にやらないよと言うと、話したのかと聞くので、全てを話したよ自分は福原ではないと、最後まで言い張っていたが、面子の為にたつた20億では危険はおかさないよ、メンバーを特定、

している事も話したので、今日でマークされている事に気づいただろう、だから、手の出しようがないと言うわけだよと言うと、なるほど、さすがに兄貴だ、明日からマークを外そうと、

言ったのです、


それからは不穏な動きもなくバリ島に着いたのです、それではバリ島でも見学しょうとひかりと上陸して、観光バスにのり島内巡りをやったのです、夕方にタナロット寺院に着き、ガイド、

が此処から見る夕日は素晴らしいですよと言うので、カフエでビールを飲んでいると海の色が青から紫に変わり、オレンジ色となりやがて一面が黄金色に変ったのです、みんなが歓声を、

上げています、


2人ですご~いと沈み行く夕日を見ながら感動していたのです、それでは繁華街を経由して船に戻りますというので、2人は繁華街でバスを降り、町を散策する事にしたのです、色々なお、

土産屋が立ち並び日本の観光客が多いらしく、やすいよ、やすいよと日本語で客引きしていたのです、ひかりがまたもや貴金属を手にとりいじくり回しています、先生はそこの屋台で、

ビールでも飲んでいてくださいというので、


ビールとツマミを頼んだのです、30分で戻ってきて呼ぶので行くとこれがいいわと手にとると、日本円で10万だと言うので、隣の奴をこれはと言うと3万だと言うので、こっちの方がいい、

よと言うとひかりが怪訝をしてそうなのと言うと、男がこつちがいいよ、7万にまけておくと言うので、それならこっちでと7万払ったのです、ひかりは耳につけて喜んでいます、船で食事、

しましょうと言うのでタクシーに乗り船に戻ったのです、


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る