第607話 ウォンの誤算……(1)
まあ、取り敢えず、今此の国の首都とも言える。この町を守備、防衛をしている漢達……。漢兵と呼ばれるオークの種族の漢兵達の数が、此の国が只今兵員できる兵の数──。此の国の最大の力、武力、戦力だと言っても過言ではない。ないのだ!
と、考える。思案をすれば、するほど大国……どころか? 国と呼べるレベルではないのが。よくわかる。理解が可能だと思う。
まあ、先程の話──。以前の話でも説明をした通りで。この辺りの国々は、各領主、酋長、族長による集合体なのだよ。
だから盟主国に対して、自分達の兵を援軍として出す。貸す。力を貸すのは領主や酋長、族長の意思しだいなのだよ。
特にオーク種族は以前にも説明をした通りで女尊男卑を重きにおく種族、社会だから。女王アイカや女王ライ、女王レインと。各国を治めるのは、その国の代々セックスシンボルであった巫女、シャーマンの一族の女性が就任することが多いい。多いいのだが。
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