第510話 女神様は? 日本の近代的魔法道具に驚愕……(9)

 彼女の彼……。


 そう~? 美と時の女神シルフィーの幼い主さまは~? 相変わらず彼らしい振る舞い~。


 そう~? 今後彼が? 老いていく最中でも? 自分自身の永遠の伴侶である時の女神シルフィーへと、いつもと変わらぬ太陽の陽のような笑みを浮かべ──。自身の永遠の伴侶であるシルフィーへと微笑みながら。彼女の問いかけに対して言葉を返すのだ。


 う~ん、それでも~? 彼女~? そう~? 幼い健太の、幼い奥さまこと美と時の女神シルフィーは~? 自身の主さまが、今おこなっている行動──。作業の様子が気になって仕方がないので。


「あなた~? その~? 透明な物を料理に被せ──。魔法道具を使用すれば料理ができるの……」


 と、困惑しながら訊ね……。


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