第505話 女神様は? 日本の近代的魔法道具に驚愕……(4)

 そう~? 美と時の女神シルフィーは~? 愛する彼の小さな背に、自身の頬を摺り寄せ甘えながら、妻的振る舞いで不満を漏らすのだが?


 で、でも~? 彼女の幼い大事な彼は~?


 まあ、この物語を読み見ている者達ならば知っての通りで、彼は基本マイペースなところがある。


 だから今も彼は~? 美と時の女神シルフィーが~? 自身の屋敷……。


 そう~? 将来は二人の物となるこの屋敷のダイニングキッチンに置かれている近代的魔法道具こと? この世界の日本ならば何処の家庭にでも置いてある一般家電製品を凝視して、動揺……。


 そして~? 困惑をしていても放置……。


 そう~? 相変わらず~。毎晩仕事で帰宅が遅い彼の母親が。息子のためにと用意をしてくれている夕飯のおかず……。


 それを? ラップで覆る作業に没頭しているから、自身の大事な妻(女神さま)を相変わらず放置している状態……と、言う訳でもなく?


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