第502話 女神様は? 日本の近代的魔法道具に驚愕……(1)
「えぇ、えええ~! な、何~? こ、これは~? と、言うよりも~? この部屋にある物は~? 全部~? 魔法道具なの~? あなた~?」と。
美と時の女神シルフィーがダイニングキッチン部屋へと侵入をするなり驚愕──! 驚嘆を漏らす……。ある物を彼女は凝視して──!
そう~? 日本の一般家庭にはごく当たり前の如くキッチンに置いてある煌びやかな電化製品を、異世界人のエルフ種族である美と時の女神シルフィーが見て驚愕──! 嘆息を漏らしながら。自身の夫(王子さま)である健太に訊ねるのだが?
当の本人である健太はと言うと~?
「僕の女神さま? お腹が空いたでしょう? ちょっと待ってね? 直ぐに準備するから……」と。
彼は? 自身の妻……。
まあ、この辺りの健太のマイペースなところは? 彼が今後成長をして少年、青年、老後になろうとも余り変わらないところなのだが?
美と時の女神シルフィーはこの時初めて、自身の夫(王子さま)のマイペースなところを見た訳だから~?
日本の色とりどり、煌びやかな近代的魔法道具……。一般家電製品を凝視して驚愕──!
更に? 彼女は? 「あなた~?」と、自身の夫(王子さま)へと動揺をしながら声をかける。
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