第419話 サラの出生の秘密……(6)
そうすれば~?
『ヒラケ~♪ ゴマ~♪』ではないが~?
シルフィーの所有する領地の首都になる町の『ジャポネ』の堅固そうな扉が開くのだよ。
それも~? 堅固そうな扉と一体化している物見櫓の中から。
「我等の女王閣下~。お帰りなさい~」「我が女王様~。お帰りなさいませ~」と。
此の国は、女王アイカの物の筈なのに、この堅固な『ジャポネ』の町……。いや~? 国と呼んだ方が良いのかも知れない~?
まあ、この『ジャポネ』を守護する強靭な戦士達は、元此の国の丞相であったシルフィーのことを『丞相閣下』や『丞相殿下』と呼ばずに。『女王様』と、呼んだので我等は不思議でならない。
と言うことはないか~?
この『ジャポネ』と呼ばれる国の強靭な水堀や砦の石壁……。小さいながらも天守閣と呼ばれる建物があるのを見ればわかる通りで。この『ジャポネ』は~? 『ジャポネ』の女王シルフィーがある男性(もの)に、何か災いが起きてはいけぬ~。もしも~? 仮に~? 彼に何か起きれば~? 直ぐに自身が行動……。その男性(もの)の一族を外敵から守護できる……だけではなく~? いつでも国として機能できるようにと、ある男性(もの)から知恵を借り……だけではないか~?
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます