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  • 自主企画「文体の感想言い合いたい」から来ました。
    取り敢えず一話を拝読しましての感想を……。

    っと言っても、別段素人臭く無く。「まるで……」「ような……」など、比喩表現を活用しており、読みやすいですよね。ですが一話内に二度三度、比喩表現が用いられていたので、書籍化に当たっては、又、完結した場合に添削の対象になると思います。
    正直問題ないですよ。

    強いて言うならニコル博士(はくし)の心象描写を唐突に行われる為、三人称としての小説自体の文体を壊していますね。
    っと言っても作者さんが全く策を講じなかった訳ではない、というのが窺える句読点の排除。これをするくらいなら、「夢枕獏」先生のように、()っで表すか、「池宮彰一郎」先生のように――から――っで区切って説明するかですね。
    勿論、カクヨム内でも散見します技法で、稚拙にお思いかも知れませんが、古くからある技法と思い、気にせず使ってみてはいかがですか。
    後述の池宮先生の代表作、「平家」からなんですが、あれは各々のキャラクタの心情より、歴史的事件の独自解釈記述なので、毛色が違うかもしれません。

    作者からの返信

    御意見ありがとうございます。
    三人称での登場人物の心理描写、難しいですよね。一人称と三人称は違うので、ここをどうしたものかというのは日頃から考えてはおります。
    記号で地の文と差別化をする手法は一応知っているので、それを使う方法も考えはしたのですが……この作品は結構人物の心情描写が多いので、括弧とかを使うとそれが逆に散見して目立ってしまい、それが鬱陶しくなってしまうかなと懸念してしまって、結果的に地の文にそのまま組み込むような擬似的一人称みたいな方式を取る形となりました。
    句読点の排除というのは、おそらく三点リーダの後に句読点が付いていないことを仰っているのだと思いますが、あれはわざと句読点を排除しているのではなくそれが文章を書く時のルールらしいのでそれに則っているだけです。心情描写の一文にも、普通に句読点は用いています。
    拙作は別サイトで公開していた完結済の過去作品をリメイクしているものなので、作品としてはかなり昔のものになります。とはいえまだ書き始めなので修正は十分に可能な文章量ですから、地の文と心情描写を分ける上手い手法がないかを考えてみようと思います。普通に記号で括っても良いのでしょうが、何か独自の手法を考えた方が持ち味になるかなぁと(笑)
    難題ですが、頑張ってみます。