第九章 その日
第九章 その日
恐ろしく晴れた日だった。とにかく暑い一日だった。誰も、外には出ようとしないで、みんなへやの中でくつろいでいた。冷房を強烈に効かせた食堂でその日も一苦労して食事をし、一苦労して入浴したり排泄したりした。これをさせるだけの事でも、職員にとっては富士山に登るくらいの重労働である。まあ、それはいつも通りの事。取り合えず利用者たちを席に座らせて夕食をとらせ、時には怖がって泣く利用者たちを怒鳴りつけて風呂に入らせ、あとはテレビを見るなどさせて、夜になったら、彼らを子供のように布団に寝かせる。時には、夜に徘徊してしまう利用者もいるので、違法とはわかっていながらも、布団に縛り付けてしまう事さえしている。とりあえず、職員たちの一通りの勤務はそこで終了し、あとは少数の夜勤職員のみとなる。勤務から解放された職員は、今日はOOさんおとなしくしてくれてよかったねなど、都合のいい言葉ばかり口にしながら、自宅に帰っていく。
夜勤職員の仕事内容は、とりあえず寝ている利用者たちの見回りと、もし排泄などを催した場合の利用者の介助をする程度であるので、昼勤に比べればまだ楽なのであるが、本来仕事をしたくない時間帯でもあるので、こうなると不満は多くなる。彼等にどうやって夜勤の魅力を知ってもらうかは、理事長である夢子の手腕が問われるところだった。
夜勤職員は、利用者が活動しなくなるという事から、昼勤の半分程度の人数であったが、何しろやる人が少ないので、一人でも欠員が出ると、仕事能率が落ちるという欠点もあった。その日も、一人が風邪をひいて出られないという知らせが入ってきた。その日はたまたまイーヨーが来てくれて手伝い人が現れてくれたからまだよかったが、明日以降も続いてしまうと、困ったことになるなと、夢子も考えていた。とりあえず、昼勤の者から一人出てもらおうかと考えたが、手伝ってくれるものは誰もなかった。それだけ、こういう仕事は、生きがいというものにはつながっていないらしい。
聡美は例のカフェにいた。
「どうしたんですか。急に呼び出したりなんかして。」
聡美が、ぼんやりとコーヒーを飲んでいると、隣の席に、徳永継夫が座った。
「ううん、ちょっと話してみたかったから。」
と、聡美は無理やり笑顔を作ってメニューを差し出す。
「それなら、電話してくれればいいのに。」
一般的にはそうなるが、聡美の表情が少し崩れる。
「ああ、そうですよね。そうなると、誰かに会って話したくなりますよね。」
急いで訂正すると、聡美は
「よくわかってくれるじゃない。やっぱり、同一民族はこういうところがすぐわかるからいい物ね。」
と言った。別に、民族が同じだからと言って、必ず通じるとは限らないのだが。
「今はどうしているの?」
ショッピングモールは、まだ改装工事中であった。その間の仕事は何をしているのだろうか。
「まあ、普通に暮らしています。新しくショッピングモールが改装すると、お茶屋は撤退することになっていますので、どっか働くところがありそうな、東京にでも行こうかなと考えていますよ。そのほうが、こっちよりずっと暮らしやすい気がするんです。」
えっ!東京へ行ってしまうの?それでは、もう今までみたいに会えなくなるの?聡美は思わずそう言いたくなるのをぐっとこらえる。
「確かに便利だものね。そうか、じゃあ私は、自由も何もない、ただの女として一生を終えるしかできないのか。」
遠回しに自分の気持ちを言ってみた。
「ただの女って、聡美さんにはご主人もいるんでしょ。」
「いるようで実はいないのよ!男の人は自分のために、いつでもどこでも好きなところへ行けるけど、私たちはそうじゃないってことを考えて頂戴!女はね、男の付属品としてそれまでの関係も全部捨てなきゃいけないの!もし、女である私が、仕事のために生きたら、なんという自分勝手な女だと、平気で公言するんでしょうよ!女は、例え地元に親友がいたとしても、旦那がどこかへ行く事になれば、無理やりさようならをして一緒にいかなきゃいけないし、地元でやりたい仕事があったとしても、それをすべて帳消しにして、着いていかなきゃいけないのよ!」
思わず怒りがこみあげてきて、テーブルをバシンとたたいてしまう。
「それに、もし、仕事をやりたいって言ったら、男を支えないで何を言っていると言われて、結局男の召使を強いられるのが女なのよ!」
この怒りぶりには、さすがに継夫も驚いたのだろうか。しばらく何も言わないで何か考えていた。
「女なんて、はっきり言ってしまえばただの付属物よ!女が仕事をしようなんて、思うことが間違いだってあの川村寿子もそう言っていたけど!あの人は、女は退職して育児に専念することをよく書いているけど、その中で、女が今まで培ってきたものをすべて捨てることに、多かれ少なかれ悲しい気持ちになるってことには全く目を向けないんだわ!結婚する前は、男の付属品だし、子供ができれば子供の付属品で、私の立場はどこ!私がやってきたことはすべて失効するの!」
以前はそのようなことは口にしなかったし、川村寿子の作品を支持しているようであれば、このような発言はまずしないはずだ。しかし、女性というものは、一貫して主張を貫くというよりも、その都度の感情によって、主張が変わってしまうことが多い。それは、女性の特徴なので、ある程度は仕方ないことなのであるが、男性にとっては理解のしがたい箇所でもあるだろう。
「そうですね、聡美さんのように、昔からの雰囲気を持っているような家庭であれば、そういう感情を持っても仕方ないですかねえ。」
とりあえず、同調してみる継夫。
「これだけ、私が訴えても、あなたをはじめ、周りの人たちは、ご主人のところへ戻れというんでしょうね。そうよね、主人も親も健在なんだし、いいよねと思うしかないでしょうし、わがままを言うなって叱ってくれる人もいるでしょう!だから、私が永久に相談できるところなんてないし、私は、永久に自由になんかなれはしないわ!結婚は人生の墓場だって表現した人がいるけど、私に言わせてもらえば、結婚したということで、私は家庭に閉じ込められた囚人になったようなもの!エプロンという囚人服着て、毎日親や夫に鎖でつながれて、運動場を走らされている奴隷とそっくり!鳥にでもならない限り、私が自由を得られることは二度とないんじゃないかしら!」
普段から頭の中にため込んでいるセリフを、噴水みたいに吐き出してしまった瞬間であった。
「聡美さんも大変なんですね。その夢、半分だけかなえてあげましょうか。」
「ああ、言わなくていいわ。だって、どうせ恵まれているとか、幸せなほうだとかそういうことを言うんでしょ。」
「いいませんと言ったらどうします?」
「へ?」
聡美のほうが思わず素っ頓狂になってしまう。
「確かに、そういう解釈のほうが一般的だとは思いますよ。でも、聡美さんがそう思いたくなる気持ちもわからないわけではないですよ。僕も、そう思っていたから、小説を書いてみようと思ったこともあったので。それが通じなくて悔しかったという気持ちもないわけじゃないですよ。ここは、もしかしたら、そういう手段は使えないのかもしれませんよ。」
「つかえない?それ、どういう事よ。」
「つまりですね。この世界というか、この日本では、弱い人ばかりが優遇されすぎていて、それを誰のおかげでやってくれているのか、という肝心なことを教えていないから、聡美さんのような気持がわいてくるんだと思うんです。一応、言論の自由は保障されてはいますので、小説という形でそこを指摘してみたけれど、通用しなかったでしょ。ですけど、その理論は、健康な人が生きがいを感じないというわけですから、成功してはいないです。本来は、どっちかに偏るのではなくて、両方ともありがたさを感じられるようにならなければなりません。今の日本では、障害のある人は様々な支援を受けられてとてもありがたい生活を送ることはできますが、それを提供している者が、生活が楽しくなく、苦労のしすぎというおかしな現象が発生しています。それは、根本的に言ったら間違いなんです。だから、誰かが是正しなくちゃダメなんですよ。川村寿子なんかがそれを率先してくれますが、なかなかああいう優しい手段では浸透していかないですね。それでは、別の手段に行かなきゃいけません。具体的に言いますと、力で動かすという事です。そして、それを映像化して見せることも大切だ。戦争映画なんかがそのよい例だとは思うんですが、今は、戦争をなかったことにしようという動きが盛んですので、あまり社会に訴える効果はありませんね。」
「と、言うと、どういう事よ。」
「簡単じゃないですか!自ら実験をするという事です。何も怖いことはないです。まあ確かに、一時期社会から隔絶されることはあるけれど、日本では数十年我慢すれば戻れますし、よほど大きな事件でなければ、死刑ということはあまりありませんので。それに、標的を必要な人でなくて、そうでない人にすればいい。そうすれば、多かれ少なかれ、支持してくれる人もいるでしょう。海外のアウトローは、そういう風に考えて犯罪をしていますから、歴史に名をのこすこともできたのだと思うんですよ。僕らもそう思って生きて行けばいいのです。」
「まあ、何を言っているの?そんなこと、私にはできないわよ。」
「いや、実現しないと、聡美さんの言った言葉は、全く意味のないものになってしまいますよ。誰でも自分が納得する人生を生きられるようにするのが、個人も政府も究極の目標ですからね。それができてないのなら、誰かが警告をしなければならないのではないですか。僕は、仕事がなければただの馬鹿としか言われない人生しか用意されていませんから、喜んでそれを実行することにいたしましょう。きっと僕は捕まることと思いますけど、それによって、社会は本当に大きく変わると思いますから、聡美さんは幸せな人生を生きてくださいませ。まあ、いずれにしても、もうちょっと、女性が活躍しやすくなるのではないでしょうか。もし、先ほど聡美さんの言った言葉の通りしか、女性の生き方が用意されていないのが現況なら、政府も大変な職務怠業ですよね。その警告を形にして表すことができるなら、これ以上役に立つことはありませんよ。」
一見すると騎士道小説にでも出てきそうな美しいセリフを連発するが、それが実行されてしまえば、どうなることだろうか。もし、普通の人というか、分別のある人であれば、それに気付いて、今直ぐやめろとかそういう事を言うのだと思う。しかし、聡美は、その言葉を冗談と思ってしまって、思わずこう返してしまった。
「いいわ。ありがとう。まあ、それがあったからって、世の中はどうなるかなんて、ありえない話でしょうけど、少なくとも、ここでちょっと、現実から離してもらえたことには感謝するわ。」
「ここでちょっとではありません。永久に世の中はそうなるのです。」
「まあ、そんなことがあったら、私は逆立ちして喜ぶわ。でも、実現することはないでしょうけどね。」
「お客さん、そろそろ九時ですから、出てくれませんかね。もう、店を閉めなきゃいけない時刻なんです。」
二人の話をさえぎって、カフェのマスターが腕組みをして言った。その表情を見ると、早く帰ってくれというのがはっきりとわかった。他の客たちは、いつの間にか出て行ってしまって、誰もいなかった。
「ああ、すみません。じゃあ、お金を出します。いくらなんですか。」
「コーヒー二杯で、合計千円、税込みです。」
聡美がお金を払おうとすると、継夫がその手を止めた。
「ああ、気にしないでください。もう、どうせ、最後になると思いますから。最後の晩餐くらい、支払わせてくださいな。領収書はいりませんので。」
彼は、自分の財布から千円を差し出してマスターに支払った。
「まあ、どうもありがとうございます。」
「じゃあ、聡美さん、長くなりましたけど、体を大事にしてください。そして、明日からはすべてが変わると思ってください。そして、どうか、もう少し人生が楽になれるように努力してください。」
「やあね、何も変わりはしないわよ。それより、継夫さんも、東京で元気に暮らしてね。」
「僕は、塀の中で、聡美さんが幸せになるように祈りますよ。」
「おい!恋愛沙汰は、外でしてくれ!出ないと閉店時間を過ぎてしまう!」
マスターが、渋い顔してそういったので、
「じゃあ、ありがとうございました。」
と、継夫は足早に去っていった。聡美は、面白い冗談を言う人だなと思って笑いながら、マスターに長居をしすぎたことを謝罪して、自宅へ戻っていった。
そして、その数時間後の事である。
いきなり製鉄所の裏庭に、紫陽花園の利用者である女性が血相を変えて飛び込んできた。製鉄所では、夜でも作業が行われることはざらにあるので、灯かりをつけっぱなしにしていることが多いから、そこに向かって走ってきたと思われる。
「あれ、こんな夜中にどうしたの?まさか紫陽花園から脱走したのか?」
鉄を作るための砂鉄が入った土身を持った利用者が、彼女がやってきたのに気が付く。しかし、彼女には、何が起きたのか言葉にして説明する能力などない。一生懸命話しているようだが、日本語になっていないので、どう返事をしたらいいのか困っていると、
「おい、早く新しい鉄を持ってこいや!」
と、別の利用者が、やってきた。製鉄では真砂鉄をつぎ足す時間は、時計よりも正確だ。
「いや、この人が、急に飛び込んできて、何か言っているのだが、何もわからないので、、、。」
「ほんとだ。何か緊迫した様子だな。それに、腕から血が出ているぞ。てことは、紫陽花園で暴力事件でもあったのかな?」
製鉄所の利用者たちは、顔を見合わせた。
「いずれにしても、ああいうところで利用者がけがをするのだから、何かあったんだろう。青柳先生を起こしていってもらおう!」
「俺、呼んでくる!その間に、彼女の話をきいてやってくれ。」
「おう、頼むよ!」
土身を持っていた利用者は、それを持ったまま、懍が寝起きしている部屋に走っていった。その間にも、彼女は、被害状況でも伝えたいようで、一生懸命しゃべっていた。少なくとも、日本語としては成り立っていないが、何か大変なことが起きたのだということは理解できた。
彼女の知らせを聞きつけて、懍は直ちに製鉄を取りやめにさせて、そのまま紫陽花園に直行した。そして懍は、駆けつけてきた理事長の夢子とともに現場を確認して華岡たちに通報した。同時に、救急搬送も依頼したが、医師たちが現場に駆け付けた時は、利用していた知的障害のある人たちの半分以上は既に絶命しており、製鉄所に知らせにやってきた女性も含めて、生き残った数人はどこかしら怪我をしていた。重傷なものはとにかく病院に搬送させたが、共同生活をしていた人たちを無理やり離散させるのは、非常に難しく、中には大声で泣きわめきながら、救急隊員に無理やり口を押えられて搬送された者も少なくなかった。
犠牲者のほとんどは、利用している障碍者たちだった。基本的に、この施設では歩ける利用者はごく少数であり、歩けても、拘束されたまま寝ている人もいたことから、犠牲者が多かったのだと懍は分析した。
「それにしても、一体犯人はどこに行ったんでしょうね。でないと、さらにほかの施設がやられる可能性もありますよ。」
こういうところで冷静にしていられる懍はある意味超人だと思われる。
「いや、どうですかね。もうないんじゃないでしょうか。だって凶器である家庭用斧は、廊下に捨ててありましたよ。」
華岡が、すでに凶器として使われたと思われる家庭用斧を既に発見していた。犠牲者は、真っ暗闇の中、これで頭を殴られて亡くなっている人が多いらしい。
「いえ、華岡さん、ホームセンターなどで刃物は容易に入手できますし、車で移動することもできますから、他の施設を襲う可能性もないとは言えないでしょう。」
「すみません!私の不注意で!」
夢子が、中ば半狂乱という感じで泣きだした。確かに、換気のため、窓を開けている利用者が多いことは確かだ。中には、エアコンの効果が薄れると学習しないで、開けっぱなしのまま、エアコンをかけている利用者もいる。
「すみませんじゃないですよ!理事長がもっと利用者さんたちに防犯意識を持たせないからこういう事になるんだ!まあ、確かに田舎ですから、犯罪数が少ないことは確かですが、こういう事が起こる可能性だってあるってことを伝えるくらい、経営者の責任も問われるのではないでしょうか!」
華岡が、警察官らしくそう言ったが、
「いや、一般的に言ったらそこまで問うことはないですよ。」
懍は静かに答えた。戦争を体験した懍でさえも、ここまで悲惨な事件に遭遇したことは、本当にまれだったようだ。口調こそ静かであったが、やっぱり心情は穏やかではない。
「それより、華岡さんたちは、犯人を何とかするほうが先決でしょう。」
「そうですなあ、、、。しかし今回は、目撃者のほとんどが障害を持っていらっしゃるようなので、事件の概要がしっかりつかめないのですよ。犯人がどうやって侵入し、どういう形で犠牲者を襲ったか。そこがどうだったか、利用者さんたちが回復したら調査したいのですが、言葉もほとんど言えないようでは、何もなりません。誰か一人でも、説明ができる人がいればいいんですけどね。それに、犯人の指名手配をするにしても、犯人の顔かたちや服装なんかを教えてもらわないと。今回、それすら説明してくれる人もいないのです。事件が起きた時、理事長さんは、不在でしたし、、、。」
「華岡さん、それこそ重大な職務怠業です!もし、今までの手段で得られないのなら別の手段を探すしかないのではありませんか!それに、一人も説明してくれる人がいないわけではないこともなさそうですよ。少なくとも、犯人と争った人物はいるのではないですか。証拠に、足跡が床についています。もしかしたら、犯人から凶器を叩き落そうとしたのかもしれません。」
確かに、懍が指さしたところには、赤い血で複数の足跡がしっかりとついていた。大きさからすると、一つは標準的な日本人の足跡かと思われたが、もう一つは、それにしては少し大きな足の持ち主だった。
「すみません、気が付きませんでした。青柳先生に怒られるとは、俺もまだまだ、捜査が甘いな。とりあえず、部下の者が、近くの施設には連絡をしてくれていますが、、、。」
「少なくとも、全員がやられなかったことだけは、幸運だったかもしれないです。」
理事長の夢子が、まだ涙を流してそう言っていた。女性には、ここまで凄惨な状況を処理するのは非常に難しいことだと思われた。あの、知らせにきた女性の利用者が、理事長さん、私がいますとでも言いたげに、夢子の隣に寄り添った。
「あなたも、病院に行ったほうがいいんじゃありませんか。腕の傷、早く直さないと、化膿する可能性もありますよ。」
懍はやさしく声をかけたが、女性は激しく首を振った。仕方なく懍は、自らの着物の右袖を破って、彼女の腕に巻いて包帯してやった。
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