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  • 夏の夜への応援コメント

    夜市……つまり夜店は夜見世といわれるように、基本的には見世物です。そんな夜の見世物の中でも、赤や黄、黒や白など色鮮やかで、華やかさの象徴でもある金魚すくいは、好奇心を否応なくかき立てられ、子供心には何よりたまらない、夏の風物詩ともいえるものかもしれません。

    自分では金魚を満足に育てられなかった店主。だからこそ他人にその命を救ってもらおうとしているとは、美化しすぎたり、言い訳がましく聞こえたりで、私には言えないけれど、そうあって欲しいなとは思います。空の金魚鉢を飾り、その罪悪感にかられながらも、客からお金をとり、すくわせようとしている店主。矛盾をはらんだ彼の心に巣食うのは、懐かしい子供時代の、夏の日の思い出なのかもしれません。良い雰囲気でメリハリのある物語でした。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!

    夏祭りの雰囲気の中を感じながら読んでいただけたことがとてもうれしいです。
    その上で、店主について想像して頂いたことが何よりもうれしいことです。


  • 編集済

    夏の夜への応援コメント

    金魚鉢をもつ店主の金魚愛がとても素晴らしかったと思います。
    うれのこったというのもへんですが、残った金魚を育てる店主の愛らしさもよかったと思います。
    そして、残念ですね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    しらを切れなかった店主の真面目さに作者である私も潔いよいと感じました。今後、店主さんがどうなっているか。少し気になるところです。