第18話-3

「そして、なにより委員長属性は、男がやっても女がやってもそれなりに絵になる、それが大きな利点だ!!」


「なるほど……つまり、私がダメだった時は、タカちゃんでも試せるってことだね!?」


「そういうことだみゆき」


「私がダメな時にはフォローしてくれる。そんなタカちゃんの優しさに、私、ますます惚れ直しそうだよ!!」


「馬鹿!! 幼馴染だろう!! そのくらい当然じゃないか!!」


「……タカちゃん!!」


「……みゆき!!」


「タカちゃん!!」


「みゆき!!」


 ひしり、俺たちは抱き合った。


「「「だから、そのくだりもういい加減にしろよ!!」」」


 あ、そのツッコミ。

 なんだかとても委員長っぽいです、クラスメイトさん。

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