異変④

ライオンさんのお城を借りて一泊し、

そして朝。


また、今日も、ちほーを転々とする。


今日はどんなことが待っているんだろう...




♢しんりんちほー


かつて、博士と助手がいた、じゃぱりとしょかんに来た。

バリケードは半壊状態になっていたので、そこから入った。

あのクイズの森は、外から見る限り、原型をとどめていた。

あの森は、大丈夫だろう。



図書館には、綺麗に本が並べられていた。


博士たちがいなくなる前に、

またぼくやサーバルちゃん、

ほかのフレンズや、ぼく以外のヒト

のために、きれいにしていたのだろうか。


少し、本棚から本を取り出して、読んでみる。


「サンドスターについて」

・動物などに接触することでフレンズ化(ヒト化)させることができる。

・完全に分断された個別の環境を構築できる。

・無機物などに接触することでセルリアンが誕生することもある。

セルリアンはサンドスターを食べると考えられている。

・複数の種類が存在する。

・状態を永久に保存することもできる。

・サンドスターで賞味期限が伸びる。

・物理法則を変更できる。


...?


「状態を永久に保存することもできる...」

「物理法則を変更できる...?!」



も、もし、このサンドスターを

よく調べて、この本に書いてあることを試してみれば...!


「ひとつ、試したいことがあるんだ」



















♢みすべちほー

PPP、ぺパプたちが踊っていたステージ。




でももう、あのぺパプはいない。

あの綺麗なダンスも、踊ることは見れない。歌も、聞くことが出来ないんだ。



ぺパプのマネージャー、マーゲイも、

あのぺパプを見ることも、マネージャーを務めることも出来ないんだ。




また、もう一度、見たかったな...































???「ねぇ、あれってまさか...!」

???「多分、そうだろう。」

???「じゃぱりまんは〜?」





  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る