ヒロイック・アンチテーゼ

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戦録：00１【リヴェンジャー①】

【No.００１】

人物名：鳴瀬ユウ／「リヴェンジャー」

性別:男

年齢:１６歳

所属:「反英雄同盟（アンチテーゼ）」

・変身後スペック

身長：１９４．０㎝

体重：１２０．２kg

パンチ力：１９．０t

キック力：２１．２t

ジャンプ力：ひと跳び４５．４m

走力：100mを３．５

・必殺技：「拒絶掌（ディナイアル・フィスト）」

スーツ内に圧縮、貯蔵されている毒素を破壊エネルギーに転換し、拳から放出する絶技。

そのエネルギーの奔流による破壊力は絶大で、どんな分厚い装甲であろうとその光の前には分解され、消滅する。

なお、上記はリヴェンジャーにとってもっとも扱いやすいだけの技であり、複数持つ必殺技のうちの一つに過ぎない。

概要：

元、一般人であり高校生。

蛮勇から暴漢に襲われる少女を助けようとしたことで、人生の歯車を全て狂わされた少年である。

両親は件の一件で共に死去しており、身寄りは片腕を無くしPTSDを患った妹、「鳴瀬ハルカ」のみ。

事件以降は妹の治療の見返りとして「反英雄同盟（アンチテーゼ）」に所属し、「特例部隊（イレギュラー）」として単身で悪事を働くヒーローの捕獲任務に参加している。

普段は災害時に放棄された山奥の廃ホテルを占領して根城にしており、アンチテーゼ本部に顔を出すことは稀。

電話や口頭で任務の伝達を受けては独自に作戦行動を行うのが常だが、他の部隊の戦闘に無断で介入することも少なくはない。

基本的には「反英雄同盟（アンチテーゼ）」の作戦行動、捕獲対象の確保に協力する姿勢を取るが、非人道的な行為を繰り返し人々を殺戮するような相手に対しては問答無用で殺害しようとすることもある。

そんな無謀かつ極端な行動をとる理由は言うまでもない。

そこにあるのは、ただただ「英雄達（ブレイバーズ）」と人へ害を振り撒く悪質なヒーローへの殺意のみである。

変身後の姿は『仮面（マスクド）』の触媒（カタリスト）で変身する攻撃的な鋭角の黒い鎧に身を包んだ幽鬼「リヴェンジャー」。

各部から放出される破壊エネルギーを攻撃に転用することで、多彩な技を持つことが特徴。

鳴瀬ユウが元来持つ「身体強化」をエゴ・トランサーの効果で過剰増幅したことにより絶大な身体性能を誇るが、歴戦のヒーロー相手には本人の経験の浅さから窮地に陥ることも珍しくはない。

使用アイテム：

・変身機「エゴ・トランサー」

なおユウ達が戦闘衣（スーツ）の着装に使用している変身機（トランサー）。

記憶触媒を着装用（トランス）スロットに装填し、カバー部分をスライドすることで無機質な電子音声と共に着装が開始される。

「エゴ・トランサー」は「反英雄同盟（アンチテーゼ）」が独自開発したアイテムであり、「英雄達（ブレイバーズ）」の使う「エヴォ・トランサー」とは名称こそ近いが仕様の違う全くの別物。

前者は変身時間は無制限だが、後者の変身時間は１５分が限界なのが最も大きな違いである。

上記の性能に大きな差のある要因は現段階では不明。