第14話 差別を始めた者の末路
+差別を始めた者の末路
リコは大学の構内の男子便所に隠れて、特定作業をしはじめた
リコ「ここならバレない・・」
リコは便所で特定作業を始めた
リコ「これも!これも!これも!特定できる!嘘だろぉ・・官僚やマスコミの連中は自分たちが差別で恨まれているという自覚はないのか・・・」
リコ「かつて・・・マスコミと政府の天敵はヤクザだった・・だからマスコミ関係者の特に週刊誌の編集長は名前も顔もわからなかった・・」
リコ「しかし、時代は変わった・・・今ではヤクザは衰退し、週刊誌の編集長が実名で顔を晒し「スクープを取る仕事術」など本まで出してSNSであれこれつぶやいている・・」
リコ「しかし、その週刊誌は、たくさん若者や底辺を差別し恨まれているのだ・・結果特定され、報復が現実にできだした・・」
リコ「ダメだ・・・わからない!!特定できないんじゃない・・特定でき過ぎるのだ・・標的を選ぶのが難しいくらい特定できているのだ。誰が次狙われるのか?それが問題だ」
謎の女性の声「モゴモゴ」
リコ「(。´・ω・)ん?なんだろう・・誰か隣のトイレでご飯を食べているのか・・・」
リコ「そういえば・・高校の頃いじめられて・・便所飯をよくしたっけ・・ここは唯一・・僕を否定せず・・受け入れてくれる場所だった・・発達障害でドジばかりする僕を否定するやつらがいなければ便所飯などしなかっただろうに・・」
リコ「否定をする奴らか・・・」
リコ「そういえば・・ニート差別は、誰が初めにやり、底辺にいる若者を否定し始めたんだ・・・検索して調べてみよう・・」
リコ「幻夏舎・・・」
リコ「幻夏舎の社員はまだ襲撃されてない・・・おかしい・・最初に差別をやり、否定し始めた連中が野放しなのは変だ・・・」
リコ「住所特定ができなかったのか・・・」
リコ「マルコムX・・幻夏舎の社員のSNSを簡易特定検索」
リコPC「了解しました・・ヒット・・・ヒット・・」
リコ「経営陣まで登録されているじゃないか・・・まて、この人・・」
リコ「この経営陣の人。近所の公園の祭りがどうのつぶやいたり、自分の家の庭の花を撮影してSNSに投稿している・・」
リコ「この手のタイプは、家の周りの花を撮影したため、背景に特定できる何かが写ってしまっていることがある。」
リコ「ビンゴ!この3枚目の写真の道路から自分の家を撮影し防風林の下にある花を撮影した写真。電柱に住所のようなものが書かれている。」
リコ「看板特定」
リコ「画像修正ソフトを使いシャープ値を上げると・・・港区桜丘4丁目AA番地・・・と電柱の看板に書かれているな・・・簡単すぎる・・・」
リコ「これを差別取締局が特定していないわけがない。長年、底辺差別をしてきた。幻夏舎が恨まれていないわけがない」
リコ「しかも、その幻夏舎の重役で攻撃のしやすい一軒家・・狙わないわけがない・・家も広く庭も広く処刑には、うってつけだ・・・」
リコ「なぜ襲撃してないのか・・・こんな絶好の標的を・・わからない・・これから襲うのかも・・・この家の隣には公園がある・・・公園で待ち伏せていれば会えるかもしれない・・・行ってみよう!」
リコは、トイレをしていないのに、トイレを流して
幻夏舎の重役の家に向かった
リコのあとを、こっそり女性がつけていた・・・
リコはそのことをに気が付かなかった
+感覚過敏障害で苦しむということ・・
リコは湘南から幻夏舎の重役の家のある渋谷につく頃には、すっかり!夜になっていた
幻夏舎の重役の家の近くの公園のベンチで待ち伏せするリコ
その時、爆発音が鳴り響き
リコ「なんだ・・・あの爆発音・・」
パトカーのサイレンが鳴る
リコ「うわぁぁ!」
リコは発達障害があり、感覚過敏障害が少しあったため
パトカーなどの高音の電子音を聞くと頭が痛くなって頭を押さえていた
リコ「どうしうことだ?パトカーが通り過ぎていく・・・幻夏舎の重役の家はここなのに・・・」
しばらくすると、ドローンが幻夏舎の重役の家の周囲を飛び回りだす
リコ「なんだ?さっきから上空にドローンが・・しかも増えてきている・・」
その時、差別取締局が軽トラックに乗り
幻夏舎の重役の家に突っ込んだ
重役の家の庭は広く
家の玄関の前に空きがあったので
差別取締局は軽トラックをそこに停めた
リコ「あっ!差別取締局さん・・・きっと、さっきパトカーが通り過ぎたのは陽動作戦が行われていたんだ」
リコ(
きっと
今まで差別取締局さんが襲撃しても逮捕されなかったのは、
ドローンが偵察し、陽動作戦を行っていたので、気が付かれてなかったのか・・
)
幻夏舎の重役の寝室
幻夏舎の重役「ん・・・外が騒がしいな・・・」
時計を見る重役
幻夏舎の重役「まだ・・深夜2時・・・目が覚めちゃったよ・・トイレでも行くか・・」
差別取締局は幻夏舎の重役の家の雨戸に爆弾を設置する
差別取締局「爆破!」
ブォーーーーーン
幻夏舎の重役の家に設置されたセキュリティアラームが鳴り響く
幻夏舎の重役「なっ!なんだ!?」
差別取締局「差別取締局だ!!!!長年差別してきた豚野郎ども!!!!覚悟しろ!!!!天誅!!!!!!」
差別取締局は、そう叫びながら家に突撃した。
「きゃ!!!!!!」
「天誅!!!!」
「なんだ!!!!うわぁぁ!!!」
家から悲鳴と罵声が聞こえ始める
差別取締局の持っている端末「30秒経過・・残り・・」
差別取締局「妻・・殺害!息子夫婦殺害!」
差別取締局「標的は夫のニート差別をやりだし!長年差別で苦しめてきた幻夏舎の重役のくそ野郎だ!!!どこにいる!!!でてこい!!!差別で儲けた!!くそ野郎!!!てめぇ!のせいで家族は皆殺しになったぞ!!!」
幻夏舎の重役「はわわ!!!助けて!!誰か助けて!!!」
差別取締局「いた!トイレに隠れてた!!!この!!!!長年差別をしてきた!!くそ野郎が!!!」
差別取締局は重役を殴りだす
幻夏舎の重役「あああああ!!!痛い!!!助けて!!!助けて!!!!!ふぁぁぁぁ!!!」
差別取締局の持っている端末「1分経過・・・」
差別取締局「くそっ・・早く、処刑をしないと・・・」
幻夏舎の重役「た、頼む命だけは!!!やめてくれ!!!」
差別取締局「おまえは差別をやめてくれと頼まれて差別をやめたか?」
幻夏舎の重役「いや・・」
差別取締局「つまりそういうことだ・・」
差別取締局は幻夏舎の重役の手を縛り椅子に座らせ
その前にカメラを置き
処刑動画の撮影を始めた
幻夏舎の重役「差別をするんじゃなかった!!!あああ!!差別をするんじゃなかった!」
差別取締局「だまれ!!!」
差別取締局が重役を顔を殴る
幻夏舎の重役「ひでぶ!」
差別取締局「差別をする選択をしたんだから!自己責任だ!!こうなることは、想定して差別をやっていたんだろ?いまさら文句言うなよ」
幻夏舎の重役「差別をしなきゃよかった!!!差別しなきゃこんなことには・・・ワシの妻も孫も息子も死ななかった・・・ワシが悪かった!!許してくれ!!!!」
差別取締局「アーラン2章191節 差別は殺人より悪い。汝らを差別した者を追放せよ。差別を行った者に会えば、どこでもこれを殺害せよ。」
差別取締局「神の教えに基づき、差別を行い神の教えに反した。お前を処刑する!」
命乞いをする重役
幻夏舎の重役「ちょっと待った!!!!」
幻夏舎の重役「そうです!神よ!!私は愚かでした!!!この障害で苦しむ無職の青年を差別し、愚かにも神の教えに反し差別ビジネスをしてしまったのです・・・どうか!!神よ!お慈悲を!!!」
差別取締局「反省してないな!刑を執行し処刑する!!」
幻夏舎の重役「ちきしょ!!!!!差別で金儲けして!!!!何が悪い!!!!弱者は生産性がないんだから!!!俺たち幻夏舎が差別して金儲けに利用してやっているんだ!!!!」
幻夏舎の重役「何が!神の下に平等だ!!!この世は生産性を基準に人の価値を決め不平等であるべきだ!」
幻夏舎の重役「民自党の国会議員の水玉杉脈だって!!!LGBTは生産性がないから!税金の使い道の優先順位を下げてもいいと言っているじゃないか!!!!」
幻夏舎の重役「国会議員も言っている!植松も言っている!ヒトラーも言っている!人の価値を生産性で決めて何が悪い!!!」
差別取締局「カメラ回ってるぞ・・・」
幻夏舎の重役「し、しまった・・・」
動画コメント「マジくそだな・・・」
動画コメント「結局、生産性ってなんなんだろうな。こんな差別をバラまくだけのオッサンが金持ちになってる。」
動画コメント「弱者を悪く言っただけのやつらだよな?これで金持ちになるんだよ?世の中おかしいよ。生産性重視なんてアホだよ」
差別取締局「誰も同情してないようだな・・・」
幻夏舎の重役「くそ!!!!!底辺どもが!!!おとなしく!!お前らは差別されて!!イジメられていればいいんだよ!!!!」
幻夏舎の重役「弱者どもが!反抗なんかしやがって!!!それじゃ!俺たち、幻夏舎が人を悪く言って金儲けすることしかできない能無しだとバレちまうだろうが!!!」
幻夏舎の重役「うあわぁぁぁぁぁ!!ちくしょ!!!」
椅子に縛られ暴れまくる幻夏舎の重役が三脚で立てられたカメラを倒し
壊してしまう・・・
差別取締局「くそ!カメラ壊れているな・・・さっさと!刑を執行する・・・」
リコ「あの・・・差別取締局さん・・・」
差別取締局「なんだ!?おまえは!!!」
リコ「僕は・・・その・・・」
リコ「お願いします!!!あなたの差別に対する復讐に感激しました!!僕も仲間に入れてください!!!」
差別取締局「・・・おまえ・・名前は?」
リコ「リコです・・・アダチリコ・・」
差別取締局「無職か低所得か?」
リコ「貧乏ですが、大学生です」
差別取締局「障害者か?」
リコ「軽度ですが、発達障害が・・」
差別取締局「なんで、参加したい?」
リコ「僕の姉は、妄想性障害という精神障害があって・・・それで・・・姉は、いつも、「世の中の誰もが自分を殺そうとしている。自分を監視している」という妄想に取りつかれて、無職で困窮していました。」
幻夏舎の重役「ハァン!ばかばかしい!「世の中のすべてが自分を監視している」なんて!そんなことありえない!どうせ!嘘に決まっている!精神障碍者のフリをしてニートが働かない言い訳をしてるんだ!これだから底辺は・・」
バシッ!
差別取締局が重役を殴る
差別取締局「だまって、聞けよ!」
幻夏舎の重役「はい・・・すいません」
リコ「姉は・・・まさに、あなたのように無理解な人たちのせいで、精神障碍と診断されているのに、ニートが働かない言い訳をしているだけだと差別され精神障碍者として扱われず、福祉を打ち切られ・・・」
差別取締局「よくある話だな・・大方、それで、自殺か餓死になったんだろ?」
リコ「そうです・・・姉は、餓死しました・・・」
幻夏舎の重役「なっ・・・」
リコ「餓死しても!あなたたちは精神障害で苦しんでいないと言うんですか!マスコミは本当にやりましたよね・・・餓死した人をヒキコモリだから自己責任だと・・・人格を叩き精神障害で苦しんでいることは一切言わなかった・・・」
リコ「こいつら!!!マスコミが精神障害者で苦しみ困窮した若者がいるのに・・・無職の若者はすべてニートだと、差別したから!!!」
泣き出すリコ・・・
リコ「この!ヘイトマスコミ野郎!!!!姉の仇!!!!!!」
リコが幻夏舎の重役に殴りかかる
幻夏舎の重役「ひぇえええ!!お、お助けを!!」
コン「だめよ!!!リコ君!!!!!」
リコが幻夏舎の重役に殴りかかろうとしたところ
そこに、こっそり、リコの後をつけてきた
コンがリコを後ろから取り押さえ止めに入る
リコ「コン部長?なんで、ここに!」
コン「心配で大学のトイレから後をつけてきたの!」
リコ「えっ?まさか・・トイレで便所飯してたの・・」
コン「(。´・ω・)ん?アタシよ・・・」
リコ「男子トイレで?」
コン「リコ君がトイレで特定作業してたから、暇だから隣のトイレで、ご飯食べてた」
リコ「えっ・!?・・」
差別取締局「リコ。なんだ、この、女は・・・」
リコ「あぁ大学のサークルの部長です・・・」
コン「ワタクシ、現代差別根絶研究会インクルーシビティ代表のコンです!ヘイトスピーチと日夜戦っています」
差別取締局「ヘイトスピーチ?どうせ。外国人差別だけだろ・・」
コン「いいえ。ワタクシたちは国連の定めるヘイトスピーチに基づき経済的格差による差別や底辺差別もヘイトスピーチだと考えています」
コン「マスコミと日本政府のように人種差別だけヘイトスピーチにはしません。日本政府とマスコミが人種差別だけヘイトスピーチに指定するのは」
コン「マスコミ、政府、学者たちが経済的優劣や底辺差別を認めないのは自分たちがニート差別やフリーター差別を散々やり、自分たちが悪者になってしまうため都合が悪いからです。」
差別取締局「ほぅ・・・見た目はチャラい若い女なのに、少しは・・話が分かるようだな・・・」
コン「ヘヘッ!よく言われます!頭が良すぎる才女と( ー`дー´)キリッ・・」
リコ「ええええ・・・」
コン「なにか?」
リコ「いや、なんでも・・・」
その時、サイレンが近づいてくる
差別取締局「警察か・・・くそ!時間がかかりすぎた・・・」
そう言って、差別取締局2階の部屋に行き辺りを見回しに行く
コン「差別取締局って・・・以外に話せる人なのね・・・アタシは、てっきり宗教を信じ込んでいて、なんでもかんでもポンポン殺す人だと思っていたわ・・」
リコ「ええっ・・僕もそう思っていた時期がありました。しかし話を聞いてみると、彼の意見はしっかりしています!
リコ「底辺差別に対する怒りも自殺者3万人がでているとか餓死者や障害者19人虐殺されたことなど、キチントした根拠もありますし・・・」
コン「マスコミは、過激思想だと言うけど・・・どこが過激なのよ・・マスコミはヒキコモリを殺せ!ニートを殺せ!貧乏人は生きる価値がない!とか過去に散々過激思想をバラまいて」
コン「それに影響された植松君が障害者19人を非生産的と殺したのに・・・マスコミの方が過激主義者じゃない!お金のない奴は全部死ねって言っているんだから・・無職や低所得がいない社会なんてない。」
コン「無職や低所得が存在するのが社会なんだから。それを否定したらナチスドイツのように、なってしまう。」
リコ「ええっ。そうなんですか・・」
コン「私は差別の歴史にはちょっとうるさいんで・・ナチスドイツの時も障害者は非生産的だから殺せと言ったのはヒトラーではなく、マスコミと学者だった・・」
コン「「生きるに値しない命」という本が出されたのは1920年。メディア統制令もない時代にマスコミが無職の障害者を殺してもいいとやりだした」
リコ「それを現代では幻夏舎がやったんですね・・・100年たつのに・・人類は、いつの時代も変わらないんですね・・・」
幻夏舎の重役「おい!歴史に浸るのはいいから!!!この!結束バンドを解いてくれ!!!」
リコ「お断りします・・・」
幻夏舎の重役「テロリストの味方をしたと通報するぞ!」
リコ「どうぞ!」
幻夏舎の重役「わるかった・・頼むよ・・・助けてくれ!困ったときはお互い様だろ?な?」
リコ「何言ってるんですか?人が困ったときは、自己責任でしょ」
幻夏舎の重役「( ゚Д゚)ハァ?・・・」
リコ「あなたたち、中高年やマスコミが、今まで散々そう教えたんじゃないですか?」
幻夏舎の重役「えっ・・・」
コン「はぁ・・これが、あなたたちが長年、自己責任と弱者を差別してきた結果よ。自分が苦しい時、自己責任と言われて差別され人が苦しんでいるのを笑わっていれば」
コン「他人が苦しい時も、自分が苦しい時自己責任と差別され笑われたんだから、助けるのをやめようと考える。だから困ったときは自己責任・・・」
コン「これが、あなたたち、マスコミと中高年が作った社会よ!しっかり責任をとりなさい!」
幻夏舎の重役「そ、そんな!ばかな!若者が困っときは自己責任だ!!!!中高年が苦しんだ時は!助け合いだ!そう差別してきたのに!!!なんで!洗脳されてないんだ!!」
幻夏舎の重役「中高年層が苦しんだ時。だけ!は助け合いだ!とあれほど教えたじゃないか!若者が精神障害で苦しんだ時はニートだ!1円も使うな!生活保護は不正受給だと餓死させた!」
幻夏舎の重役「中高年が苦しんだ時は自己責任じゃない!ガンの治療に年間1600万円使え!酒を飲みまくり人工透析になった糖尿病患者に年間500万円使え!とあれほど、本をだしたのに!記事を書いたのに!なんで!洗脳されてないんだ!!!モーレツに!ちきしょ!!」
差別取締局「うるさい!だまれ!!この差別野郎!!」
パン!
差別取締局が2階から降りてきて重役の頭を叩く
差別取締局「警察に包囲されている・・お前らは逃げろ!」
コン「えっ?なすて?アタクシは殺さないの?」
差別取締局「なぜ、殺すんだ?大学のサークルで差別に反対してくれているんだろ?差別に反対している人間を殺すわけないだろ・・」
コン「えええっ!!!」
リコ(
マスコミは差別取締局さんを快楽殺人犯のように報道している・・・でも、違う!これは、純粋な差別に対する復讐なんだ・・)
僕はこの人についていくべきなんだ!
)
リコ「僕は!差別取締局さんについて行き・・・」
その時、パトカーのサイレンが鳴り響き警察が拡声器で騒ぎ出す
警察「差別取締局!人質を釈放しなさ・・あれ?拡声器から音が出ない・・」
警察の拡声器「フォーーーーワン」
差別取締局「うわぁっぁ」
リコ「うっ・・痛い・・・」
リコと差別取締局が痛そうに頭を押さえて倒れこむ
警察「あれ?拡声器の調子が・・変だな・・」
警察の拡声器「さべ・・」
差別取締局「うっ!うっうっ!!!」
苦しむ差別取締局
リコ「もしかして・・・差別取締局さん!あなたは感覚過敏障害があるんですか・・・」
差別取締局「う、うるさい・・・お前に何がわかる・・・」
リコ「いいえ!僕も発達障害でアナタほど酷くはないですが、電子音が気になったり甲高い女性の声が気になったり・・・高音域の感覚過敏障害があります!」
コン「感覚過敏障害ってナニ?」
リコ「重度の発達障害の人に見られる症状です。音や光に過敏に反応して頭が痛くなったり不快感を感じたりして人混みを避けたり、家からでなくなったり不眠になったり生活に支障が出てしまう障害のことです・・」
リコ「実際の例ではこども園を襲撃事件犯人も発達障害があり、重度の感覚過敏障害があったため、こども園の騒音に悩まされ刃物を持ってこども園に・・・」
幻夏舎の重役「( ´,_ゝ`)プッ・・たかが!光や音が原因で頭が痛くなるだって??ありえないね・・これだから、ゆとり世代は軟弱なんだ・・・俺たちの世代は・・」
ヴァーゴン!!
差別取締局が重役を殴る
差別取締局「うるせぇ!!ばかが!!!人の話を最後まで聞けよ!!精神障害で苦しむ人の話をしているんだ!!誰が!健常者で恵まれた!てめぇ!のことを話せと言った!!!この差別野郎が!!!」
差別取締局が重役を殴る
幻夏舎の重役「うへっ!!すいません!すいません!・・・」
差別取締局が重役を殴る
差別取締局「おまえら!いつもそうだよな!!自分の意見ばっかり!!!差別されている側の意見は一切聞かない。苦しみは一切聞かない!!否定してばかり!!!!一方的にやりたい放題差別して!!!!!」
差別取締局が重役を蹴る
差別取締局「人の話を聞かない!!!!」
差別取締局が重役を頭をひっぱたく
幻夏舎の重役「うわぁ!あっ!・・・あっ!!」
差別取締局「人の話を聞かない!!!!!!!!」
差別取締局が重役を殴る
幻夏舎の重役「わぁ!グフ・・・っ!!」
差別取締局は幻夏舎の重役を殴り殺してしまった
差別取締局「人の話を聞いていれば恨まれていると自覚しSNSにでてきて住所特定されて殺されることもなかっただろうに・・なんと愚かなのか・・・いかにマスコミが一方的に差別をやりたい放題していたのか・・・」
リコ「こ、これが・・当事者の目の前で差別するということ・・・か・・・」
コン「ど、どうして!つらいなら!つらいって!なんで!話さなかったのよ!!」
コン「テロを回避するために、どうして!対話で解決しなかったのよ!!!こんな、差別ばかりして金儲けしていた悪人殺して・・これじゃ・・・殺した。あなたがかわいそうよ!!」
差別取締局「話したさ!!!話したけど、お前ら差別犯が差別に反対する書き込みを削除して、差別に反対する意見は一切紹介せず、一方的に差別を正当化してリンチしただろうが!!!!ふざけんな!この!アホ!」
コン「そ、そんな・・・一方的に差別してただなんて・・・知らなかったわ・・・」
コンは日本社会が差別に反対する意見を封殺し、一方的に差別をしていた事実を知り
絶望し、その場に座り込み意気消沈する
リコ「それで言論で解決する道がなくなりテロしかなくなったと・・・」
差別取締局は冷めた口調で語りだした
差別取締局「こいつら、マスコミが何をやってきたか考えろ」
差別取締局「こいつらはテレビで無職ではない芸能プロダクションに登録された人間をニートだと報道して差別を煽った。」
リコ「そんな・・・それじゃフェイクニュースじゃないですか!・・・どこの世界に金を払ってねつ造して無職を貶めるマスコミがあるんです」
差別取締局「大昔にあったのは、ニートだヒキコモリだと言ってテレビに出ていた女性が名前を検索したら劇団員のホームページに掲載されていたことがある。これは本日テレビがやった」
リコ「えええ」
差別取締局「ところが今はどうだ?例えばニート矢田は、あいつは事務所がテレビに出演したとまで言って、今では芸能プロダクションに登録していることまで隠さず堂々とフェイクニュースを流している」
差別取締局「底辺にいる若者が健常者がプラプラ遊んでいるように報道し、障害問題で苦しんでいることは一切報じない!事件が起きても報道しない」
リコ「たしかに変ですよね・・ニートの定義に入れられている人の6割が病苦障害苦なのに・・・マスコミは一切報じない。それどころか事件が起きても障害と事件と社会不適合は関係ないとまで言い出す・・」
差別取締局「ニートPAもそうだ。あいつはニートだと言いながら本まで出している。けど自営業者だ」
リコ「馬鹿げている!本をだして金を稼いでいる人間は無職じゃない。詐欺じゃないですか!」
差別取締局「マスコミお得意の肩書商法だ!そして、障害問題で苦しんでいる若者はどうするか??は一切議論すらしない。差別ばかりしている。反対の意見は削除したり報道しない」
差別取締局「放送法では反対の意見も出さなきゃいけないのに、一切出さない。それどころか無職ではない芸能プロダクションに登録された人間を無職の若者の代表としてだし差別を煽る。」
差別取締局「それで差別を煽って不正受給だと言って福祉を奪って年間自殺者3万人もだした。そんな卑劣なマスコミどもを処刑して何が悪い。殺されても仕方がない連中だ」
差別取締局「障害問題で苦しんでいる若者を助けろとは一言も言わなかった!差別をする自由ばかり選択した報いだ。殺されるのは差別をする自由を選んだ奴らの自己責任だ」
差別取締局「他に方法はないんだよ・・・リコ」
テレビをつける差別取締局
テレビのニュースのアナウンサー「犯人の差別取締局がマスコミ関係者の家に立てこもっているようです・・えー現場からリポートです」
テレビのニュースのレポーター「はい!犯人の差別取締局は、マスコミに一方的に恨みを募らせ、むしゃくしゃしてマスコミ関係者を殺したと警察はみており・・・」
リコ「これは!どういうことだ!自分たちマスコミが長年、差別をしてきたから恨まれて殺されたとは報じてない・・・」
差別取締局「なぁ?これがマスコミなんだよ!自分たちはゼッタイ!悪くない!」
リコ「あれだけ、長年の差別に対する復讐と言っているのに・・これじゃ!まるでマスコミが長年差別をしてないような被害者のような口ぶりじゃないか!なんて!ひどい奴らだ!」
差別取締局「いよいよ捕まりそうなので、マスコミがイキリはじめたんだろ・・弱い者に強く。強い者に弱い。これがマスコミだ。」
差別取締局「そして、なにがあっても自分たちは常に善で正義。自分達のミスは絶対認めないし。すぐ手のひら返しする。」
差別取締局「オウムの時だってオウムが金があるから、マスコミは批判するどころか賞賛していた。事件を起こせば自分たちがオウム賞賛していたことはなかったことに・・」
差別取締局「アイメンタルスクール事件の時だって、ヒキコモリとレッテルを貼られた男性が鎖で繋がれ暴行死したら、東中新聞は自分たちがヒキコモリを殴れ殺せ言っていたことは忘れて」
差別取締局「いつかこういう事件が起きると思ってましたよ!って手のひら返ししたことがある。あいつら東中新聞はヒキコモリを殺せ!殴れ!言っていた百田百合子の本までだしていたのにさ・・」
リコ「ひどい・・言っていることとやっていることが全然ちがうじゃないか!」
差別取締局「マスコミなんてそんなもんだよ。そんな奴らにいくら抗議しても差別は絶対にやめない。差別をすれば儲かるからだ。テレビで学者が差別をすれば5万円から100万円貰えるんだぜ!やめるわけがない!イジメをやればイジメ犯がクラスの人気者になるのと同じ理屈だろ」
リコ「でも、なんとかマスコミの嘘とか間違った主張を理屈で説明すれば・・・」
差別取締局「いくら理屈で差別に反対しても無駄だよ。怒らなかったら反骨精神がない草食系だ!怒って抗議したらキレる若者だ。非正規を希望すれば忍耐力がない。正社員を希望すれば安定志向だと差別する。」
差別取締局「過去には若者の地元志向はけしからん!草食系だ!と差別された。ところが今はどうだ?若者が都会に出てきて人口が一極集中したら、都会に出てくる若者が悪いと今度は差別しだす」
リコ「そんな!メチャクチャだ!どっちに言っても悪く言うなんて」
差別取締局「そんなメチャクチャな差別に抗議したり反対する書き込みは削除され言論は封殺される」
リコ「それじゃ!マスコミが言論で解決するな!テロで解決しろと!言っているようなもんじゃないですか!」
差別取締局「そうだよ。奴らマスコミに理屈は通用しない。ただたんに差別をやりたいだけなんだ。難しく考えてはいけない。ただ差別をやった神の教えに反した背教者どもを駆除しているだけだと考えてテロをするべきなんだ」
差別取締局「リビアのムスラム国の兵士も同じように、差別に苦しんでいた。彼はこうMSの宣伝動画で言っていた。見てみろ」
そう言って、差別取締局はリコにタブレットを渡しMSの宣伝動画を見せた
MSリビアの兵士「やぁ!教友たち!俺がなんで?リビアのムスラム国の兵士になったかって?理由は簡単だ!差別されたからだ・・・みんなこう言うよね。」
MSリビアの兵士「差別されたなら、話し合いで解決しろ!政治家になって解決しろ!デモしろ!とか。でも、そもそも言論は弾圧されて、その言論が使えないのに?」
MSリビアの兵士「俺も何度も話し合いで解決しようとした。何度も頑張った。でも結局ダメだったんだ・・・そんな俺からのアドバイスだ」
MSリビアの兵士「どうせ・・・言っても無駄だ!いくら抗議しても結局、差別はなくならないし、反対する言論は封殺される。」
MSリビアの兵士「銃を撃つ以外の方法で問題を解決できると思うな」
差別取締局「「銃を撃つ以外の方法で問題を解決できると思うな」的を得ている・・・いい言葉だ・・・」
差別取締局「俺は、この動画をネットで見かけてムスラム国に参加しようと思ったんだ・・・あの人たちも長年差別された人たちが多く、話が分かる人が多いからな・・」
差別取締局「同じ近くにいる日本人より遠く離れた国の差別に苦しむ教友の方が理解しあえるんだ・・・変な話だよな・・」
リコ「そうでしたか・・」
差別取締局「もう、潮時のようだ。最後の仕上げに取り掛かる」
リコ「最後の仕上げ??」
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