第36話 『人はまちがえる』
10年までは行かない昔のことです。
最近、高齢者による運転ミスが社会問題化していますが、他人事だと思ったら、危ないです。
どのような優秀な方でも、生きていれば、必ず年をとるものです。
若いうちは、体調の良くない他人さまを、ちょっとだけ、あざわらったり、批判したり、自分は違うさ、と、思いがちではありますし、実際になにごともなく、まっとうする方が圧倒的に多いことを前提で、また、やましんが一番危ないんだろう? という前提で、あえて書かせていただくわけですが、確かに自動車は危ないです!
まだ、在職中で、母親の介護中だったやましんが、ある日、お出かけの後、お家に帰りまして、バックで駐車場に入れていた際、一瞬、なにかに、注意がいったのです。
それが、なんだったのか、よくわからないのですが、その、一瞬の迷いが間違いを生みました。
広大なお屋敷ならともかくも、ぎりぎりで自動車を入れる、熟達した名人芸が必要な場所。
ちょっとの目測誤りが、がりがり~~~! となる元です。
そのときも、いったん切り返ししようと前に出たのですが、その時、なにか、いつもとほんのちょっと違う、何かがあった。
座席の位置が、おそらく、少しだけ、ずれていたのです。
それでも、ギアー外すとか、止まるとか、普通なら問題が起こりそうにない場所で、やましんは、なぜだか、まったくわからないまま、アクセルを踏んでしまた、のです。
自動車というものは、急アクセルを踏むと、ものすごい勢いが出るのです。
普段、高速道路でも、あまりスピード出さないやましんが、ああしたアクセルを踏むことはまずないのですが、そうなっちゃった。
自動車は、バックで、自分のお家に、突っ込んだのでした。
どっか~~~~~ん!
ものすごい音がしたのであります。
でも、誰も出て来なかったのは、まあ、気を使って、くださたから、なのかもです。
幸い、雨戸の収納シャッターがある部分だったので、そこがぐぐ、と、踏ん張ってくれたおかげで、中身のガラス窓などは無事、というきわどいけれど、最低の被害で済んだのですが。
自動車のバンパーは、きちんと役目を果たし、交換となりました。
また、誰もいなかたので、人的被害はなし。
しかし、もし人がいたら、避けられなかったと、思います。
あれは、まあ、コントロール外れた、やましんみたいなものでした。
自動車は、ほんとに危ない。
大変に、僭越ながらも、みなさまも、自動車運転の時は、十分の上に、さらにさらに、十分を、上乗せして、気を付けてくださいね。
自分はだいじょうぶ、は、この世にはありません。はい。
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くたばれ やましん‼️
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