第6話 『やっちゃった!』
これは、いくらか公衆衛生上の問題がありますので、お許しください。
最終的な問題は、いまだ、未解決とも言えますが、すでにそれなりに昔の事でもあり、非常にお恥ずかしいお話でありますが、心の闇を少しでも解消したいと言うことから、あえて、失敗談として公開に及んだのであります。
まあ、ここは、ぜひ、その心意気を汲んでくださればと、思います。
去る昔、といっても、それほど、おお昔、でもないのですが(明確な時期は黙秘いたします・・・)、やましんは、尿管結石から水腎症を引き起こし、数回の手術を経て、結果、左の腎臓から膀胱まで、ステントを入れるはめになったのです。
やむおえなかった、と、思います。
それ以来、左の腎臓は、90%以上停止状態であります。
で、まあ、結果的に、当時、(今も)いささかお手洗いが、非常に、やたらに近い症状には、なっております。
いくらか(けっこう?)、『うつ』なども、手伝って、あまり、良い状態ではなかったのですが、ずっと、引きこもっていても、なにもよくならないと・・・で、失禁しても大丈夫なようにと、それなりの対策を施したうえで、その時も、とある、リサイクルショップさまに、お買い物に出かけたのであります。
これまた、お外に出ると、身体が即座に沸騰するような、うっとおしい、真夏のある日でした。
そうして、それは、常に、突然に襲ってくるのです。
つまり、待ったなしに、やってきます。
そこのところは、判っては、いたわけですな。
それでも、ちゃんと準備しているから大丈夫さ、と安心していたところ、なんと、想定外の、水漏れ事故が発生したのであります。
「うあ~~~~、これは大変だあ~~~~!!」
と思う間もなく、あっというまに、漏水したものは、ズボンから床にまで溢れたではないですかあ!!
ワックスが効いていたのか、こんもりと溜まりました。
もう、人生最大の危機でありました。
一瞬、目の前が真っ白になり、天井がぐるぐると回り、これで、もう、ぼくのすべては終わった、と思ったのであります。
頭を、一千トンハンマーで、殴られたみたいでした。
持っていたのは、ハンカチ一枚のみ・・・・・。
・・・その先は、なまなましいので、省略いたします。
・・・最終的には、LPレコードを数枚買わせていただきまして、体裁だけは、なんとか、作ったのですが・・・
このときの、ぼくの対応は、いささかマズイ対応をしてしまったのであります。
つまり、きちんと、申し出もせずに、なんとか、かたずけてしまったのであります。
しかし、当然、そのお店には、二度と入れないでおります。
現在は、また、更に対策を強化し、そうしたご迷惑な事態は、まず起こらないように、いたしました。
まあ、そのうちのひとつは、お仕事を辞職し、また、あまり用もないのに、お外には出ない、また、お出かけは、あまり遠くにはゆかない、ということですけれども。
それでも、そうもゆかない事は起こるのです。お葬式とかですね。
でも、現在は、それなりの費用もかけて、万全の体制で、臨んでおります。
ご安心ください!
・・・ 《くたばれ、やましん!!》
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