作詞と詩集

虚無の犠牲者

第1話 奴隷

自分の人生も選べやしない奴隷たち 僕らは祝福も不幸も

時間が流れるまま 受け入れる運命にあったんだ

時代が変化して高層ビルがあっても 僕らの在り方は不変だ

彷徨うには悲しく 挙動不審にも生きている


きれいごと 空虚な様 さぁ僕らはどこへ行く?


群衆の中で僕らは 命の価値も分からずに 生きている本質さえも消えて

谷底へと落ちていく

結局果てしない答えを 無銘なこの人生に名前を 付けられたら


その首輪を外すときはいつかと 僕らは自由と束縛を 天秤に掛けてはこう言う 

『なんでこうなんだ?』

人間に生まれた不自由を認めず 僕らの在り方は不変だ

言い聞かせては奈落に堕ちるのだ


きれいごと 空虚な様 さぁ僕らはどこへ行く?


群衆の中で僕らは 命の価値も分からずに

生きている本質さえも消えて 谷底へと落ちていく

結局果てしない答えを 無銘なこの人生に名前を 付けられたら


誰か教えてくれ 自由という名の不自由の消し方を こんな矛盾は許されない

誰か暴いてくれ 秩序という名の無秩序の在り方を こんな理論は許されない


群衆の中で僕らは 命の価値も分からずに

生きている本質さえも消えて 谷底へと落ちていく

結局果てしない答えを 無銘なこの人生に名前を 付けられたら

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