第10回スニーカー大賞

個人的おすすめ作品ベスト3


1位 レゾナンス


 1位の「レゾナンス」は特殊能力を持つ人々がいる世界で、主人公がとある学校へと潜入して連続殺人事件の犯人を捜す物語。特殊能力を使ったバトルものかと思ったのですが、読んでみるとむしろミステリーに近かったです。特殊能力がミステリー小説として読むとけっこう楽しめると思います。バトル描写を期待してもシーンが少ないので肩透かしにあうかも?




その他の作品の感想


「多重心世界シンフォニックハーツ」:まさかの受賞作で上下巻の作品。人格の多さが優れているということになる惑星で一つの人格しか持たない少年が主人公の物語。SFが好きな人にオススメ!


「マキゾエホリック」:ジャンル分けが難しい作品。とにかくいろいろな小説のごった煮のようになっています。これは読んでみて確かめてくれとしか言いようがない。


「イチゴ色禁区」:記憶喪失の神様とヒロインと織り成すラブコメ……なのかな? 退魔師のようなこともやっているようですが、主人公たちが戦うのは終盤くらいで、あとはいちゃいちゃしている感じでした。




総評

 このくらいの時代になってくるとラノベというよりも一般小説に特殊な設定を加えた作品といったような読み味になってきているような気がします。読みづらいということではないのですが、ラノベとはまた違った読み口が必要になってくるような気がしますね。

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